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「占い」を信じる人/信じない人の違いとは 占いと上手に付き合うためのポイントは?

7/4(木) 6:40配信

オトナンサー

 日頃、さまざまな場所で目にする「占い」。朝の情報番組で紹介している星占いや誕生月占いを見て一喜一憂する人や、手相や姓名判断、タロットなどで占い師にみてもらうのを好む人もいることでしょう。占いの内容を「当たった」と感じるかどうかは人によって異なる上、「占いを信じやすい人」「信じない人」もそれぞれ存在するようです。

 ネット上では「テレビで占いをやっているとついつい見てしまう」「占いを信じやすいタイプかもしれない」「全然信じません」など、さまざまな声が寄せられています。占いと心理の関係について、心理カウンセラーの小日向るり子さんに聞きました。

目に見えないものを信じるかどうか

Q.占いを信じる人や信じやすい人は、どのような心理的特徴・性格を持っていると思われますか。

小日向さん「占いを信じる背景には、『性格』と『状況』の2つの要素があります」

【性格的な特徴】

(1)自己肯定感が低い人

自分の言動や価値観に対して自信がないため、占いに頼り、その結果で動いてしまいます。

(2)責任を取りたくない人

他罰的な傾向が強い人は、失敗しても占いの責任にできるため、自分の人生に責任を持たなくて済みます。臆病な性格傾向にあるといえます。

【状況】

(1)背中を押してほしいとき

自分の気持ちを確認するため、目に見えない世界の言葉を必要とします。しかし実は、自分の中では既に確信を持っており、その答えを他人からも言ってもらうことで「背中を押してほしい」だけです。そのため、このタイプは、自分が欲しい言葉を聞けるまでいくつもの占いを試してしまう傾向にあります。

(2)現状に満足していないとき

人は現状がうまくいかないとき、その原因を外部に求めがちです。なぜなら、自分自身と向き合うのは苦しい作業だからです。そのため、占い師から「○月になれば現状が変わる」「先祖に成仏できていない人がいる」などと言われると納得します。それによって意識はますます外部に向き、供養にお金をつぎ込んだり、占い師に言われた通りに行動したりするようになります。

Q.一方で、占いを信じない人や信じにくい人の心理的特徴・性格は。

小日向さん「占いを信じない人の背景にも、信じる人と同様に『性格』と『状況』の2つの要素があります」

【状況】

仕事もプライベートも順調であるなど、現状に満足しているときは未来のことを考えません。心配性の人など、性格によっては将来を全く考えないわけではありませんが、占いの結果、未来について悪いことを言われると、現状の幸せな気持ちに水を差すので占いに触手が向きません。

【性格】

(1)懐疑的な人

他人の言うことや世の中全体に、常に懐疑的な目を向けている人です。このタイプの性格の人は、一見しっかり者のように見えますが、実は自分のことが信じられないために、他人の言葉も信じられないのです。「占いを信じない」という意味では、信じる人と真逆の行動となりますが、本質的にはこのタイプも自己肯定感が低いといえます。

(2)自己肯定感が高い人

一方で、自己肯定感が高い人も、そもそも占いを必要と感じません。占いより自分の直感や感覚を信じており、それが最も正確であることを知っているからです。占いを見たり、占ってもらったりすることもありますが、あくまでも「娯楽の一つ」として考えています。

Q.占いを信じる人と信じない人の違いは何でしょうか。

小日向さん「『お化けを信じるか、信じないか』の理屈と同様に、『目に見えないものを信じるか、信じないか』という価値観の違いです。この価値観は固定されるものではなく、例えば、霊の存在を全く信じていなかった人が、“霊を実際に見た”という経験がきっかけで信じるようになったり、興味半分で行った占いで、占い師に言われたことが当たったことで占いを信じるようになったりするなど、体験によって変化します」

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最終更新:7/4(木) 7:55
オトナンサー

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