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7pay騒動 恥ずかしい語り方、ちょっとは小粋な語り方

7/6(土) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 ニュースに対するふとした発言が周囲に思わぬ印象を与えることも実は少なくない。大人力について日々研究を重ねるコラムニスト・石原壮一郎氏が指摘する。

【写真】新社長が自らPRしていた

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 このところあっちでもこっちでも「なんちゃらpay」が大流行りです。よく知りませんけど、スマホで何かをどうにかしてお店の人に見せると、支払いができるんですよね。どの会社もお得そうなエサをぶら下げて、「さあ、とっとと使え!」「使わないヤツは時代遅れだ!」と煽っています。

 そりゃまあ「お得」には弱いし、時代に乗り遅れていないぜという顔もしたかったし、使ってみるべく何度かトライしました。しかし、そのたびに途中で挫折……。ま、使えなくても不自由はないしねと自分をなだめつつ、「pay」方面の話題には触れないようにしてきました。そういうおっさんは、きっと少なくないでしょう。

 そんなおっさんたちに朗報です。新しいことが苦手という特性が、珍しくいいほうに転びました。多くのおっさんが、心の中で「ほら見たことか!」と叫んだに違いありません。いや、当事者にとっては深刻な話ですけど、おっさんにとっては久々の明るい話題です。

 ご存知のとおり、7月1日にサービスを開始したセブン&アイ・ホールディングスのコード決済サービス「7pay(セブンペイ)」が、たちまち不正アクセスを受けまくってしまいました。被害額はわかっているだけで約5500万円。4日には運営会社の社長が緊急会見を開いたり、あわててチャージや新規登録を停止したりなど、大騒ぎになっています。

 もちろん、セブン&アイ・ホールディングスは、どうやら落ち度はあったにせよ被害を受けた側に他なりません。そこはお気の毒ではあるのですが、イメージダウンは避けられないでしょう。いろんな会社が一丸となって作り上げてきた「なんちゃらpayを使えば幸せになれる!」というバラ色なイメージにも、見事に冷や水をぶっかけました。

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最終更新:7/6(土) 16:00
NEWS ポストセブン

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