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小室圭さんで話題の米ロースクール 休暇中の過ごし方、JDコースの実態と難易度は?

7/6(土) 9:10配信

オトナンサー

 小室圭さんが卒業した米ニューヨークのフォーダム大学はイエズス会系の名門私立大学として知られています。現在は夏季休暇中で、秋に編入するというJDコースを修了すれば、法務博士の学位が与えられます。休暇中の過ごし方や、JDコースの実態・難易度とは、どのようなものでしょうか。

 今回は、ニューヨーク州弁護士のリッキー徳永(徳永怜一)さんに、米国弁護士資格の実態について伺います。徳永さんは日本の大学を卒業後、単身渡米し、ルイジアナ州ニューオリンズのTulane University Law School(LLM)に留学。ニューヨークに拠点を移して法律事務所で7年間勤務し、米国現地企業や日系企業に対する法的助言や契約書などの作成を担当しました。現在は外資系IT企業に勤務しています。

休暇中に何をしているの?

 米ロースクールは夏休みが3カ月あります。この期間をどう使うかによって、その後の学生生活やキャリアに影響が出ると徳永さんは解説します。

「まず、選択肢の一つとして、勉強に精を出すことが考えられます。ロースクールでは、夏期講習を行っているところがあります。専門性を高めたいなどの理由から、休みを返上して勉学に励むのです。1講座の授業料は約25万円からですので、夏期講習といえども決して安くない金額です。夏休み期間は寮からいったん出なければなりませんが、夏期講習を受ける学生は寮に滞在できます」

「夏期講習を受けなくても、自分で予習することもできます。ロースクールでは毎回授業の前に分厚い教科書を何十ページも読まなければなりません。教科書の内容は主に代表的な判例で構成され、学生は、どのような法規範が問題になり、裁判所がどう判断したかを分析し理解します。この勉強を前倒しで行うことで、授業が始まってからの負担がかなり軽減されます」

 JDに進んでも大変そうです。具体的には何が違うのでしょうか。

「米ロースクールは、弁護士、検察官、裁判官を目指す人が通うプロフェッショナルスクールです。日本人がロースクールに留学する場合、LLM課程(約9カ月)に入学することがほとんどです。その一方、JD課程は3年(小室さんの場合はあと2年の予定)という長い期間が必要です。JDに留学生はあまりいないため、ほぼ全員アメリカ人です」

「アメリカには、大学の学部レベルでは日本のような法学部がありません。よって、JDに入学するために、大学で何を専攻したかは問われません。実際、法律とはまったく関係のない学部を卒業した学生がほとんどです。私がロースクール留学をしていた時は、大学で音楽や経済を勉強した人などバックグラウンドはさまざまでした。年齢層も幅広いです。社会人として働いてからJDに入学する人もいます。ロースクールは学費が高いことで有名ですが、お金を工面するのも一苦労なのです」

 JDの学位を取得すれば、各州の司法試験受験資格が得られます。ロースクールはどこの州を卒業してもよいので、多くの人が受験するニューヨーク州や、地元の州の司法試験を受けることになります。修了することで得られるメリットは大きそうです。

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最終更新:7/6(土) 18:22
オトナンサー

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