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テスラとエジソンを描く映画『The Current War』、アメリカで一番の天才は誰なのか

7/7(日) 20:41配信

エスクァイア

マーティン・スコセッシがプロデューサーを務めるこのスリラー作品では、電力システムをめぐる19世紀の闘いが描かれます。

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 注目映画『The Curent War(原題)』の最新予告編が到着しました。この作品は19世紀アメリカで起こった、電力供給における覇権争いである、いわゆる「電流戦争」を題材としています。エグゼクティブプロデューサーは巨匠マーティン・スコセッシが務め、蓄音機や動画撮影機、実用的電球などを生んだ米国一有名な発明家のトーマス・エジソンをベネディクト・カンバーバッチが演じています。 
 
 この映画は実話に基づいたもので、マンハッタンに電力を供給しようと試みるエジソンが、実業家のジョージ・ウェスティングハウス(マイケル・シャノン)とセルビア系アメリカ人発明家のニコラ・テスラ(ニコラス・ホルト)に敗れる…という過程が描かれています。 
 
 両陣営の闘いは長年にわたる確執を生み、エジソンはテスラの交流電流の危険性を訴え、高電圧が死亡事故や電力市場への損害をもたらすリスクを主張していました。

ワインスタイン・カンパニーの破産により、 公開延期となっていた…

 次々と場面が変わるこの予告編の中で、エジソンはこの確執を「米国最高の知性の闘い」と呼びます。また、その後には「人々の記憶に残りたければ、大統領を撃てばいい。だが、後世に残る遺産を残したいのなら、世界をより良い地に変えるんだ」というウェスティングハウスのドラマチックなセリフも登場します。 
 
 この映画の製作には、実に長い時間がかかりました。

 もともとは2017年11月の公開が米国で予定されており、トロント映画祭でもプレミア上映が行われましたが、製作会社のワインスタイン・カンパニーがハーヴェイ・ワインスタインをめぐるスキャンダルで破産…。公開は延期され、最終的にこの映画の権利は101スタジオに売却されたのでした。

 すでに撮影からは数年が経っているこの映画ですが、キャスト陣の最近の活躍を鑑みれば、現在公開されても違和感のないものとなっています。

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最終更新:7/7(日) 20:41
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