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企業にとって「いてほしい人」と「辞めてほしい人」の差とは?

7/7(日) 12:13配信

ライフハッカー[日本版]

『起業家のように企業で働く 令和版』(小杉俊哉 著、クロスメディア・パブリッシング)は、2013年に刊行されたベストセラーの改訂版。

【画像】企業にとって「いてほしい人」と「辞めてほしい人」の差とは?

原著から5年半の歳月を経て本書を送り出したことには、ひとつの理由があるのだそうです。

いまや、企業で働くメリットを改めて考え、企業において「起業家のように」働くことは、ごくひと握りの人たちの選択ではなくなってきたということ。

スタートアップ経営者だけではなく、企業で働くにあたっても「起業家」のように考え、働くことが必要だというのです。

企業において、どんどん出世していく人、あるいは、やらされ感なく楽しそうに仕事をしている人は、例外なく「起業家」マインドを持って自律的に働いている。

「起業家」マインド、すなわちアントレプレナーシップが、企業人にも必要だということはさんざん言われてきた。しかし、「で、具体的にはどうすればいいの?」ということに対する答えは提示されてこなかったように感じる。

そこで、これまでに私が組織人事コンサルタントや大学教員としての経験の中で出会ってきた、「起業家」マインドを具体的な行動に落とし込んで仕事を進める「企業人」が、一体どのようにやっているのか、若いビジネスパーソンに伝えたいことを中心に構成したのが、本書だ。(「はじめに」より)

CHAPTER 1「志を持つ」の冒頭「出世しなくていい」に焦点を当て、働くことについての意味を再認識してみたいと思います。

「いてもらいたい人」と「いてほしくない人」の差

企業はかつて、人材が定年まで会社で働くことを前提として人材マネジメントを行っていました。

そのため人材側も、プライベートを犠牲にしてでも懸命に会社のために働いたわけです。会社が自分のアイデンティティであることの証として、出世という目標に向かったということ。

ところが企業はもはや、採用した人材を定年まで雇用することなど前提にはしていません。企業経営に対して貢献していない人材を長期的に雇い続けるほどの余裕はもはやないからです。

もちろん日本企業であれば、いまでも長期雇用を志向しているところも少なくないでしょう。ただし、採用した人員すべてに対してではないのも事実。

企業は、人材が自己成長と会社への貢献を約束してこそ、能力の発揮と成長の機会を提供するという流れになっているのです。

端的にいえば、「いてもらいたい人」には長く会社にとどまって活躍してほしいと願うものの、「いてほしくない人」には辞めてもらわなければならないわけです。

日本企業においても、いまや5%以内の適正な退職率は好ましいと考えられているそう。

そのため企業は、人材が魅力を感じるような仕事やキャリア、職場を提供し続けることが必要になります。

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最終更新:7/7(日) 12:13
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