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人気パズル「数独」の父が語る、子供を夢中にさせるヒント

7/7(日) 11:30配信

現代ビジネス

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日本生まれの数字パズルゲーム「数独(すうどく)」。世界数十ヵ国に「SUDOKU」の名で普及するや瞬く間に大人気となった。数独は「経済ではなく、心の遊び」と話すのは、数独の名付け親である鍜治真起さん(67)。考えることを全力で楽しむ鍜治さんが、開発秘話から次世代の子供たちへのメッセージまで、熱い思いを記した。
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パズルで遊ぶ毎日

 25年くらい前のこと、一通のハガキが届きました。

 「私は47歳の主婦です。また数独本を一冊、解き終わりました。(中略)私は母親の看護で24時間、病院のベッドの横にいます。寝る前の15分間に数独を解くのが唯一の楽しみです。解いているときは、病院にいることも忘れてしまうくらい解放されます。なくてはならない遊びになり、感謝しています」

 数独が誕生する4年前。1980年に、日本で初めてのパズル専門誌「パズル通信ニコリ」を創刊しました。当時は会社を立ち上げたことに浮かれて、パズルばかり解いていました。競合会社もなかったので、過去に作ったパズルを増刷して本屋に納入し、あとは読者からの投稿作品を解いて遊んでの毎日でした。

こいつは面白い!

 そんな頃、デル社(アメリカ)のパズルマガジンをパラパラとめくっていると、「ナンバープレイス」という、1から9までの数字を入れて完成させるパズルを1題見つけたのです。英語で書かれたルールを見ずとも、数字を入れていくうちに解けてしまった。こいつは面白い、と直感しましたね。

 もっと解きたいとパズルマガジンのバックナンバーを買いあさりました。しかし、探してもそのパズルが見当たらない。その1題きりだったのです。仕方がないから、自分で問題をつくることにした。その問題を1984年4月、ファン向けのミニ通信『月刊ニコリスト』で発信しました。A5版8ページで100部ほど刷っただけ。

 ただ、「ナンバープレイス」というタイトルはなんだかピンとこない。

 1から9までを使う。うーむ。

 1から9はひと桁。ひと桁はシングルナンバー。うーむ。

 シングルは独身。ほう。ぽん。

 「数字は独身に限る」に決めました。

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最終更新:7/7(日) 11:30
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