ここから本文です

「ひどいアイデア」 アメリカ女子主将、FIFAに「敬意を欠いている」と主張

7/7(日) 13:30配信

Football ZONE web

女子W杯決勝の前日会見でラピノーが指摘 「同日にすべてのファイナルが…」

 女子ワールドカップ(W杯)は現地時間7日に、アメリカとオランダの決勝が行われる。2015年大会に続く大会連覇を目指すアメリカは充実の戦力でファイナルに臨む一方、試合前日会見でキャプテンのMFミーガン・ラピノーがFIFA(国際サッカー連盟)に対し、女子サッカーに「敬意を持っていないのでは」と主張したと英公共放送「BBC」が報じている。

【写真一覧】フランス女子W杯を彩る「美女プレーヤーたち」 出場全24カ国から厳選、なでしこジャパンからは3人選出!

 初の決勝進出を果たしたオランダをはじめとしたヨーロッパ勢の台頭など、今大会は女子サッカーを巡る勢力図が変わりつつあることを示した。しかしラピノーが不満を持っているのは、サッカー界全体のスケジュールである。リヨンで行われる女子W杯決勝当日、世界ではコパ・アメリカ(ブラジル対ペルー)、北中米最強国決定戦のゴールドカップ(メキシコ対アメリカ)と2つの大会の決勝戦が行われるのだ。

「同日にすべてのファイナルを設定するのは、ひどいアイデアだと思う。ここはW杯決勝なんです。すべてのものをキャンセルするようなもの。これまでを見てもW杯決勝はそう設定されてきたけど、信じられないこと」

 ラピノーがこう発言したのに対し、FIFAの広報担当は「様々な大会のスケジュール管理は、すべての大会の主な関係者を巻き込み、総合的なプロセスを経て行われている。FIFAと各大陸連盟はタイミングのバッティングを最小限にするために、スケジュールを調整している」と説明しているが、ラピノーはこのようにも話している。

「私たちがFIFAから男子サッカーと同じレベルのリスペクトを受けているとは思わない」

賞金額の差ではなく「配慮のレベルについて話している」

 今大会で話題になったのは、女子W杯の賞金の少なさだった。ジャンニ・インファンティーノ会長は、2023年の女子W杯の賞金が6000万ドル(約65億円)に増加する予定だと話したが、男子の22年カタールW杯の優勝総額は4億4000万ドル(約477億円)になると言われている。

「数多くの理由で、男子の試合が女子よりも経済的にすごく進んでいるのは理解している。しかし格差拡大に本当に関心があるのなら、同日に3つのファイナルを開催するんでしょうか。そういった配慮のレベルについて話していることです」

 ラピノーはこのようにも話した。ここまでハッキリと主張するのは、女子サッカーの現状を少しでも変えたいという一心だからこそだろう。

Football ZONE web編集部

最終更新:7/7(日) 18:23
Football ZONE web

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Football ZONE web

fangate株式会社

日本代表や欧州各国リーグなど、国内外のサッカー情報を毎日更新

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事