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躍動する「次世代遊撃手」 小園海斗、根尾昂、小幡竜平、太田椋

7/8(月) 11:05配信

週刊ベースボールONLINE

ショートというポジションは、野手の中でもっとも高い身体能力を求められるポジションと言っても過言ではない。ここでは3年先、5年先に向け牙を研ぐ新人遊撃手たちをピックアップしていく。
※成績は7月1日現在

【連続写真】広島・小園海斗 打撃フォームをセルフ解説!

広島・小園海斗 打はアピールも守備では課題山積み

 一軍登録とともに即「一番・ショート」でスタメン起用された6月20日のロッテ戦(マツダ広島)、第1打席でカウント0-2と追い込まれながらもしぶとく左前に落とし、プロ初打席初安打を記録。「初打席で安打が出るんだから何か持っているよね」と緒方孝市監督をうならせた。打撃では、そこから交流戦終了まで13打数で二塁打1本を含む3安打で打率.231。三振も5つと多く、まだ確実性はないが、積極性は出しており、今後に期待だ。

 守備では、翌21日、22日(ともにオリックス戦)に一塁悪送球やトンネルと、失点につながる手痛い失策を連発し、3試合で4失策。「(大観衆の中で)普通にプレーするのは難しいと感じた」(小園)。まだ内野が天然芝のマツダ広島への不慣れもあり難しい面もあるが、田中広輔との守備力の差が浮き彫りになり、23日(同戦)からはスタメンを奪回された。再びファームで経験を積むことになったが、菊池涼介のメジャー挑戦希望が再燃すれば近い将来の二遊間再編の可能性も。力はしっかり蓄えておきたい。

中日・根尾昂 5年後のショートストップを狙う

 普通であれば、次世代はまだ視野に入れる必要はない。現在の正遊撃手は2017年の新人王で、3年目の京田陽太。昨季は打撃不振にあえぎ、今季の開幕スタメンには、堂上直倫の名前があったが、“なにくそ魂”に火をつけられ打撃でアピール。3、4月は月間打率.303で出番を得ると、積極果敢に次の塁を狙い、最大の武器である俊足でも魅せた。さらに四球も選べるようになり、昨季.266だった出塁率は.307まで上昇。守備も日々安定感を増し、監督推薦ながら球宴初出場の権利もつかんだ。

 しかし近い将来、そんな京田の座を脅かしそうなのが今年のドラフト1位・根尾昂だ。大阪桐蔭高時代は投手も兼任し、内野手専念はプロ入りしてから。故障での出遅れもあって、ファームでもまだ一軍昇格を納得させるだけの結果は出せていないが、下の写真を見ても分かるように、類まれな身体能力を持つことに疑いの余地はない。5年後、ナゴヤドームのショートの定位置にいるのは、京田か、根尾か――。

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最終更新:7/8(月) 11:30
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