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【昭和の名車 22】ジウジアーロデザインのいすゞ 117クーペには他を寄せ付けない“美”があった

7/8(月) 6:30配信

Webモーターマガジン

いすゞ 117クーペ:昭和43年(1968年)12月発売

昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。

【写真】美しいリアビューやインパネなどを見る

人気カーデザイナー、ジウジアーロがデザインを手がけた美しいファストバックスタイルの4シータークーペである117クーペは、1966年(昭和41年)3月のジュネーブモーターショーに出品されて人気を集めた。

「ギア・いすゞ 117スポーツ」としてジュネーブショーに出品された117クーペは、この年の7月、イタリア国際自動車デザイン・ビエンナーレで名誉賞を受賞している。

さらに同年10月、第12回東京モーターショーにも展示されたが、発売は1968年12月となった。ジュネーブショーで発表されてから実に2年9カ月の歳月が流れていた。

これはベースとなるシャシをベレット1600GTから新型車のフローリアンに変更したためで、フローリアンの生産準備が遅れたことによる。

パワーユニットは、4気筒DOHC、1584cc、120psのG161W型エンジンを搭載してデビュー。最高速度は190km/h、0→400m加速は16.8秒の駿足クーペでもあった。

そして1970年10月、ECGIつき1600DOHC・130psとSUツインキャブ・1800SOHC・115psを追加、3モデルとなった。

一次プレス以外はハンドメイドの少量生産モデルなので、117クーペは価格も高く、販売台数も月販50~60台にとどまっていた。

その117クーペが量産化に転換したのは1973年3月からで、エンジンは1800のみとなり、DOHCのECGIが140ps、SUツインキャブが125ps、SOHCはSUツインキャブの115psと2バレルシングルキャブ・100psの4機種となった。

量産化による価格の大幅ダウンで117の人気は急上昇、1974年以降は月販1000台前後が続いた。

1978年12月には4気筒DOHC1949ccのECGI、135psをはじめとする2000スターシリーズにスケールアップした。そして1981年6月、ピアッツァの登場で生産は終了した。

いすゞ 117クーペ 主要諸元

・全長×全幅×全高:4280×1600×1320mm
・ホイールベース:2500mm
・車両重量:1050kg
・エンジン型式・種類:G161W型・直4 DOHC
・排気量:1584cc
・最高出力:120ps/6400rpm
・最大トルク:14.5kgm/5000rpm
・トランスミッション:4速MT
・タイヤサイズ:6.45H-14-4PR
・車両価格:172万円

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最終更新:7/8(月) 10:19
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