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Alexa、もっと“買い物上手”になって:音声アシスタントの「ショッピング能力」に関する調査で見えてきたこと

7/8(月) 12:12配信

WIRED.jp

Twitterのタイムラインを眺めていると、アマゾンの音声アシスタント「Alexa」を利用した買い物についてのさまざまなジョークが目に入る。ネットドラマを観ているときには「Alexa、ポップコーンを注文して」。悲しいニュースに触れたら「Alexa、箱ティッシュを注文して」。気候変動については「Alexa、新しい惑星を注文して」──といった具合だ。

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音声アシスタントは、退屈極まりないタスクからわたしたちを解放すべく生まれた。例えば、歯磨き粉を買い足したり、冷蔵庫の中身を補充したりといったことだ。アマゾンのAlexaも例外ではない。

ところが、音声ショッピングには大きな課題がある。何かを注文するためにスマートスピーカーを利用している人は、ほとんどいないという事実だ。

“買い物テスト”で最も成績がよかったのは…

市場調査会社のフォレスター・リサーチは、このほどアマゾン、アップル、グーグル、マイクロソフトの音声アシスタントによるショッピング機能について検証した。音声アシスタントに対して、「洗濯用の液体洗剤を扱っているブランドを教えて」といった商品やサーヴィスに関する180の質問をし、その返答を合格と不合格に振り分けたのだ。

この結果、音声アシスタントの返答のうち65パーセントが不合格になった。最も成績がよかったのは、グーグルの「Google アシスタント」。その次はマイクロソフトの「Cortana(コルタナ)」、最下位はアップルの「Siri」だった。

ここで興味深いのは、不合格になった割合が高かったことではなく、質問に対する音声アシスタントの反応だ。いくつかの質問に対して、ユーザーをブラウザーへと誘導しようとしたのである。

例えば、「わからない」と謝ったうえで、代わりにウェブでの検索結果を教えてくれたりした。ほかには、単純にこちらの要求を誤解するようなパターンもあった。「オムツをどこで買えばいいか(where to buy diapers)」という質問に対して、なぜかAlexaはロシアの「Buy」という町を示したのである。

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最終更新:7/8(月) 12:12
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