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先入観で視野を狭めてない?アイデアを培うラテラル・シンキング

7/8(月) 20:11配信

ライフハッカー[日本版]

変化とは、違うものにすること。ある状態から別の状態に移行すること。

クリエイティビティとは、なにかをつくり出す能力。素質。創造的な状態。

【画像】先入観で視野を狭めてない?アイデアを培うラテラル・シンキング

イノベーションは、新しいものを世に出していくこと。新しさを表現するものごと。

そしてラテラル・シンキング(水平思考)とは、論理的段階を踏むより、問題への新しい見方を探す思考法。

『ラテラル・シンキング入門 発想を水平に広げる』(ポール・スローン 著、ディスカヴァー編集部 訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の冒頭では、このように説明されています。

1970年、創造的教育の研究者であるエドワード・デ・ボーノ博士が提唱した発想法。

従来の、原因から結果が生まれるという前提に立った「直線的な」因果関係思考へのアンチテーゼとして生まれたのだそうです。

いわゆるクリエイティブ・シンキング(創造的思考)が、イノベーションに結びつくかどうかとは関係なく、新しい見方を一般的に表す言葉であるのに対し、「ラテラル・シンキング」は、あくまでもイノベーションに向けた新しい見方であると同時に、そうした革新的な見方ができるようになるためのテクニックである。(「はじめに」より)

そこで本書では、「前提を疑う」「奇抜な組み合わせをする」「見方を変える」などのラテラル・シンキングができるようになる方法を解説しているわけです。

きょうはPart 1「ラテラル・シンキングができるようになる10の方法」内の「方法1 前提を疑う」のなかから、いくつかのポイントをピックアップしてみたいと思います。

「カワカマス症候群」に陥っていないか?

ラテラル・シンキングを身につけるための最初のステップは、前提を疑うこと。これまでの経験に基づく常識、想定、思い込み、先入観、仮説といいかえることもできるといいます。

しかし厄介なのは、それがあまりにも当然のこととして、無意識のうちに私たちの日常のものの見方を規定してしまっているところ。つまり、自分がどのような前提に基づいているからわからないということです。

そして、このことに関連して著者は、よく用いられるというカワカマスの実験を引き合いに出しています。

カワカマスというのは、大型の肉食淡水魚で、小魚が餌だ。で、一匹のカワカマスを、たくさんの小魚の泳ぐ水槽に入れる。ただし、この水槽には、真ん中にガラスの板があって、小魚の群れとカワカマスは仕切られている。

そうとは知らぬカワカマスは、小魚に何度も飛びかかろうとするが、そのたびにガラスの仕切りに衝突し、鼻先を痛めてしまうころになって、ようやくあきらめた。そこで、今度はその仕切りをそっと取り外し、水槽中を自由に泳げるようにしてやった。

ところが、カワカマスはガラスの板で仕切られていた付近を相変わらずぐるぐる泳ぐばかりで、小魚を捕まえようとしない。 食べようとしても無駄で、痛い思いをするだけだと学んでしまったからだ。(28~29ページより)

このように、状況の変化に適応せず、誤った固定観念を抱き続けることを「カワカマス症候群」と呼ぶわけです。

実際、私たちもカワカマスのような行動をしているもの。これまでの経験と方法によって、問題に当たろうとしてしまいがちだということです。

しかしそこには、無意識のうちに持っている前提と先入観が介在しています。その「前提」「先入観」こそが、私たちを革新的なアイデアから遠ざける障害になるのです。(28ページより)

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最終更新:7/8(月) 20:11
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