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コパ・アメリカは来年も開催。35歳になるペルーの英雄が“歴代最多”の金字塔に挑む

7/9(火) 5:02配信

SOCCER DIGEST Web

通算3得点で並ぶも、大会得点王はエベルトンの頭上に

 コパ・アメリカ2019で44年ぶりの決勝進出を果たし、ブラジルに1-3で敗れたペルー代表が現地7月8日早朝に帰国した。南米サッカー連盟(CONMEBOL)の公式サイトによれば、首都リマのホルヘ・チャベス国際空港には約300人のファンが詰めかけ、健闘した英雄たちを熱狂的に出迎えた。

 ただし、ペルーの地元紙『LIBERO』紙によれば、この一行の中にパオロ・ゲレーロ、ミゲル・トラウコ、アレクサンデル・カジェンスの姿はなく、それぞれの所属クラブに合流するため、搭乗しなかった模様だ。3人はそれぞれインテルナシオナウ、フラメンゴ(ともにブラジル)、ニューヨーク・シティ(アメリカ)に所属している。

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 ブラジルではコパ・アメリカ開催のため、全国選手権のセリエAが中断していたが、7月13日に再開する予定。現在、9節を終えてパルメイラスが8勝1分け、勝点25で首位に立ち、これをサントスが同20で追っている。さらにフラメンゴが同17、インテルナシオナウが同16で続いている。

 エースストライカーのゲレーロは、ブラジルとの決勝で一時は1-1と追いつく同点ゴールをPKで決め、ブラジルのエベルトンと並ぶ今大会最多タイの3得点とした。しかし、得点王の表彰を受けたのはエベルトン。これは得点数が同じ場合は、アシスト数で得点王を定めるという規定のため。アシストかどうかは、CONMEBOLテクニカルスタディーグループの判断による。

 CONMEBOL公式サイトの記録によれば、エベルトンには5-0で大勝したグループリーグ最終戦のペルー戦で、ウィリアンの決めたチーム5点目にアシストがついている。一方のゲレーロも3-1で勝った同じくグループリーグのボリビア戦で、ジェフェルソン・ファルファンの逆転ゴールを左からのクロスでお膳立てしたように見えたが、アシストには認定されていない。マークに来た相手選手に蹴ったボールが当たったとされた可能性がある。また、これが認められていたとしても、次は出場時間の長さが基準となり、やはり得点王はエベルトンの頭上に輝いていた。エベルトンは343分間、ゲレーロは505分間だったからだ。

 それでもゲレーロは、2011年、2015年大会に続き、3度目の大会最多得点者となった。過去2回はそれぞれ5点、4点(チリのエドゥアルド・バルガスとタイ)をマークしている。大会通算では歴代5位となる14得点に伸ばし、現役選手としては最多記録となった。

 歴代最多はノルベルト・メンデス(アルゼンチン)とジジーニョ(ブラジル)の17点。コパ・アメリカは来年もコロンビアとアルゼンチンの共同開催で行われるため、35歳のゲレーロが代表でのキャリアを続ければ記録更新の可能性もある。

 なお、次回のコパ・アメリカは招待国のカタール、オーストラリアを含め、今回と同じ12か国が参加。北のコロンビア、南のアルゼンチンでそれぞれ6か国ずつ1回戦総当たりのグループリーグが実施される。北ではブラジル、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、招待国が、南ではチリ、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、招待国が戦うことが決まっている。

文●石川 聡

最終更新:7/9(火) 5:02
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