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足元が揺らぐ「ジャニーズと吉本」テレビ業界に吹き始めた“新風”

7/9(火) 7:09配信

FRIDAY

「先月、6月18日に、弊社の社長、ジャニー喜多川が病院に緊急搬送されました」

7月1日に行われた「嵐を旅する展覧会」の記者会見の冒頭で、ジャニーズ事務所社長であるジャニー喜多川氏の病状について発表した“嵐”の松本潤。事務所の大先輩である近藤真彦や東山紀之、中居正広などを差し置いての発表には、マスコミやファンの間で様々な憶測が飛んだ。

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「情報番組のMCに何人もの司会を送るジャニーズだけに、彼らの番組で発表する可能性もありました。ですが、初めて社長の容態について公の場で口を開いたのは松本だった。彼らを手塩にかけて育て、マネジメントについて絶大な権力を持つ、ジャニー喜多川氏の姪に当たるジュリー藤島さんが決めたと言われています。彼女がジャニーさんの後継者であることを内外に示したかったことがひとつ。さらに、ジャニーズの中で、嵐が一番手の存在であることをほかのタレントに見せつける意味もあったのでしょう」(芸能プロ関係者)

だが、その“嵐”でさえ、20年いっぱいでの活動休止が決まっている。稼ぎ頭である彼らが抜けることは、ジャニーズにとって大きなパワーダウンになることは否めない。

「テレビ局にとって、ジャニーズのタレントを起用する一番の大きな理由は、その番組にスポンサーが付くからです。つまり、彼らが出演するCMが、必然的に番組に広告を出してくれる。しかも、嵐が出るような企業は、誰もが知るようなナショナルクライアントです。高額のスポンサー料が見込めるので、テレビ局側も彼らを喜んでキャスティングしていた。その状況がジャニーズ事務所の力の源泉でした。ですが、嵐が出演していたCMが無くなるとなれば、当然、局側のジャニーズのタレントを使う“旨味”は減ってしまうでしょうね」(広告代理店関係者)

最近では、19年9月いっぱいで、TOKIOの国分太一が司会する『ビビット』(TBS系)の打ち切りが濃厚と言われている。つまり、テレビ局による“ジャニーズ離れ”は、少しずつだが進んでいる。

「TOKIOの長瀬智也や関ジャニ∞の錦戸亮など、事務所に不満を持つ人たちは少なからず存在します。ですが、彼らをつなぎ止めていたのが、“芸能界の父”であるジャニー氏の存在でした。ただ、彼の入院が長引くようなら、くすぶっていた不満が爆発するかもしれませんね」(レコード会社関係者)

一方、“闇営業”問題で窮地に立たされているのが、吉本興業だ。

『FRIDAY』が「雨上がり決死隊」宮迫博之や「ロンドンブーツ1号2号」田村亮らが、詐欺グループの忘年会に出席していたことを報じたのが約1か月前。その後も「スリムクラブ」が暴力団幹部の誕生日会に参加してことなどが報じられるなど、芸能界に波紋を広げた。

「吉本は詐欺グループと芸人たちを繋いだ、入江慎也だけを切れば乗り切れると、問題を軽視していたのでしょう。しかも、吉本のトップである大崎洋会長が“闇営業”について取材に応じましたが、記者会見ではなく共同通信社の単独インタビューという形。これでは、世間は吉本が“闇営業”について『包み隠さず説明している』とは感じなかったでしょう。実際に詐欺グループや暴力団関係者から受け取った金額を明らかにしていませんからね」(スポーツ紙記者)

しかも、吉本が怒らせてしまったのは、世間である視聴者だけではない。民放テレビ局の番組にお金を払うスポンサーまで、敵に回してしまった。

「NHKは吉本が謹慎を発表する前の6月19日から、“闇営業”に関わった芸人が出演する番組を放送せずに差し替えた。だが、“雨上がり決死隊”宮迫博之が出演する『アメトーク』(テレビ朝日系)などは、その後も出演番組を放送し続けた。番組スポンサーが何社か降りても、なかなか処分を下さなかった吉本に対し、その他のスポンサーも怒り、広告代理店も事態を収拾させることはできなかった。吉本芸人が出演する番組には今後、CMを出さないという企業が出てきかねない状況ですよ。となると、彼らを起用することをためらう番組が出て来ても不思議ではないでしょうね」(テレビ局関係者)

テレビをつければ、毎日のように目にするジャニーズタレントと吉本芸人。芸能界を席捲していた彼らの立場も、ここにきて足元が揺らいでいるのは間違いなさそうだ。

最終更新:7/9(火) 10:19
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