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エリートの息子、大阪拳銃強奪犯は「障害者“襲撃未遂”」を起こしていた

7/9(火) 18:15配信

文春オンライン

「Aは『自分のせいで飯森は事件をおこしたのではないか』と責任を感じ塞ぎこんでいます。自宅に帰れず、知人の家を転々としているようです。飯森のせいで犯人扱いされたり、警察の取り調べを受けたわけだから、本当は怒ってもいいのに。野球部のキャプテンを務めただけあって、責任感が強い奴なんです」

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 こう話すのは、大阪・吹田市の拳銃強奪事件で逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)の中学時代の同級生だ。Aとは、飯森が事件直前に虚偽の110番をした際に名乗った、同級生である。

◆◆◆

 6月17日、箕面市の山中で逮捕された飯森は「私のやったことではありません。病気がひどくなったせい、周りの人がひどくなったせいだ」などと供述し、現在は黙秘を貫いているという。

 小誌の取材で浮かび上がったのは、飯森が強い執着心を見せたAと父親の存在だった。

 当初、飯森が110番通報でAを名乗ったことから、情報が錯綜。Aを容疑者として混同し、「拳銃強奪容疑の男は兵庫県尼崎市在住か」と配信した社もあった。結局、飯森の父で関西テレビ常務だった睦尚氏(63)が「自分の次男に似ている」と警察に通報したことから飯森の存在が浮上する。

「飯森は千里山交番を襲撃する直前、Aの実家住所を伝え空き巣被害に遭ったと110番通報していますが、事件前後でこの住所に二度にわたり立ち寄っていたことが分かっています。また、通報時に『警察官二人くらいで来てほしい』と告げていたことや、14日に母親へ送ったLINEには『まだ大阪で考えたいことがあるので、大阪にいる』と記していたことなど、計画性をうかがわせる事実が判明しています」(社会部記者)

 犯行前、中学の同級生らに〈年賀状出したいのでよかったら、住所教えてくれませんか?〉とSNSでメッセージを送っていた飯森。なかでも、SNSの通話機能で電話をかけるなど、飯森が強い関心を示していたのがAだった。

 前出の同級生が語る。

「Aは中学時代、野球部のキャプテンを務めていただけでなく、ピッチャーで一番打者というまさに中心選手。小学校から一緒の飯森にとっては憧れというか、気になる存在であったとは思います。事件直前、飯森は『Aと飲みにいく』と同級生に嬉しそうに報告していました。しかしAは飯森の誘いに応じたつもりはなく、結局、飲み会は流れた。この一件で、飯森がAに逆上した可能性があります」

 一方でエリートテレビマンの父は順調に出世を重ねていた。

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最終更新:7/9(火) 18:15
文春オンライン

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