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「徴用工判決」韓国への“経済的報復”が日本へのブーメランになる日

7/9(火) 6:00配信

文春オンライン

日本は“上から目線”になっていないか?

 今回の制裁措置を見て、私はこう思わざるを得ませんでした。

「日本には未だに『韓国は遅れている』という先入観がある。今回の措置も、『どうだ、困るだろう?』という“上から目線”の行動になっていないか」

 韓国は今や国際競争力を持つ先進国です。当然、「日本には頼りたくない」というプライドも抱いています。今回の半導体材料規制は、そんな韓国のプライドを後押しし、日本が今後の商機を逃すキッカケになってしまわないか――そんな懸念を抱いています。今後の事態の推移を慎重に見る必要があるでしょう。

◆ ◆ ◆

 韓国紙「中央日報」は、今年3月、このような論説を掲載していた。

〈日本が韓国の半導体事業などをターゲットに報復措置を取れば韓国企業も当然打撃を受けるが、ここに部品を供給する日本企業にもブーメランのように2次被害が生じる構造ということだ〉

 報復がブーメランにならないよう、日本政府には慎重な対応が求められている。日韓両国はこの先、どのような道を辿るのか――。高杉氏が参加する 「文藝春秋」4月号 の座談会「『日韓断交』完全シミュレーション」は、「経済」「外交」「軍事」など、あらゆる側面から日韓関係を分析している。是非ご一読いただきたい。

「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2019年4月号

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最終更新:8/29(木) 17:48
文春オンライン

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