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「近所の人に聞こえるので……」 フィリピンで拘束された「漫画村」元運営者、母親が語っていた「息子のこと」

7/9(火) 14:06配信

文春オンライン

「息子が本当に悪いのかわからないので……」

――X氏はいま、どこにいるのか。

「日本にはもういません。海外にいると思います」

――日本にはいつ戻ってくるのか。

「もう戻ってこないと思いますよ。私も連絡を取っていませんけれど」

――X氏が漫画村を運営していた?

「息子が本当に悪いのかわからないので、コメントすることはありません。警察も私のところには来ていません」

 言葉少なにこう話すと、家の中へ戻っていった。

 X氏が代表取締役を務める会社の住所も訪ねたが、まったく別人の住宅になっていた。周辺住民に聞くと母親の話を裏付けるように、「たしかにXという人物は以前はここにいたが、今はもういない」と話す。

 運営者をいち早く特定したリンク総合法律事務所の山口貴士弁護士が話す。

「著作権法違反かその幇助罪に問われるでしょう。10年以下の懲役、または1000万円以下の罰金。立件対象著作物が多ければ実刑判決もあり得ます」

 X氏の逃亡劇は、漫画のようにはうまくいきそうにない。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年5月2・9日号

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最終更新:7/9(火) 15:15
文春オンライン

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