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個性的な温泉宿がそろう岩手・花巻で“はしご湯”を楽しむ

7/10(水) 15:52配信

nippon.com

花巻市西部の奥羽山脈の渓谷沿いにある、12の温泉街で構成される岩手県最大級の温泉エリア「花巻温泉郷」。リゾートホテルが並ぶ花巻温泉と、昔ながらの湯小屋のたたずまいを残す大沢温泉と鉛温泉を紹介する。

「花巻温泉」で3つのホテルの湯を巡る

東北新幹線「新花巻」駅から送迎バスに揺られて約30分、自然豊かな山々を見渡せる「花巻温泉」に到着する。広いエリアに温泉地が点在する花巻温泉郷の中で、設備の充実した宿がそろう近代的なリゾート地だ。5000坪という広大な「花巻温泉バラ園」に面して、東から「ホテル千秋閣」「ホテル花巻」「ホテル紅葉館」が並んでいる。3館は連絡通路で結ばれ、宿泊客は全てのホテルの温泉に入浴できる。

千秋閣の名物は、女性専用の「バラ風呂」。浴槽に浮かべられたバラの香りと温泉のダブル効果で、疲労やストレスを一気に和らげてくれる。さらに、ヒノキをふんだんに使った露天風呂からの景観が見事なホテル花巻、野趣あふれる露天岩風呂でくつろげる紅葉館と、各館自慢の大浴場をはしごできるのは魅力だ。

3館からは少し離れた「佳松園」は落ち着いた雰囲気で、美肌効果の高い「とろとろの湯」を大浴場やヒノキの露天風呂で堪能できると人気。宮沢賢治設計の日時計花壇があるバラ園では、約450種が四季折々に花を咲かせ、1番の見頃を迎える6月上旬から7月上旬頃には「バラまつり」も開催されている。

渓谷沿いに湯煙を上げる名湯「大沢温泉」

平安時代に坂上田村麻呂が発見したと伝えられ、宮沢賢治や詩人で彫刻家の高村光太郎も通ったという「大沢温泉」。豊沢川沿いの一軒宿だが、敷地内にはモダンな和風建築の「山水閣」、かやぶき屋根の別館「菊水舘」、そして200年以上前に築造された「湯治屋」という趣の異なる3つの建物がある。露天風呂や内湯は6カ所あり、渓流の涼やかな景色を眺めながら湯巡りができる。

湯治屋にある名物露天風呂「大沢の湯」は、川に寄り沿うように造られた浴槽に源泉掛け流しの湯をたたえている。混浴だが女性限定の時間が設けられており、女性用露天風呂「かわべの湯」も渓流沿いにある。レトロなタイル張りの内風呂「薬師の湯」は常連客に人気。湯治屋には共同炊事場やコインランドリーがあり、長期滞在者にはありがたい。

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最終更新:7/10(水) 15:52
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