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運転免許返納のタイミングは? 高齢ドライバーの運転を見極める5つのポイント

7/10(水) 18:40配信

Auto Messe Web

事故はある日突然ではない

 高齢ドライバーの自動車免許返納がメディアで取り上げられている。だが、返納するタイミングはなかなか本人では判断できないのが実状だろう。周囲の人によって高齢ドライバーのクルマや運転などから状態を見て取り、返納を勧めるのも正しい選択だ。免許返納を勧めるべき事象をピックアップしてみた。

高齢者擬似体験セットを装着した筆者【画像】

 何者かに背後からはがいじめにされ、足首を掴まれながら引きずって歩く……。

 これはホラー映画のワンシーンなどではない。40代の私が「高齢者擬似体験セット」なるものを身体に装着して歩いた時の感想だ。椅子から立ち上がろうとした途端によろめき、杖をつかずに歩くのが不安になった。これは自分で歩行や階段の昇降ができる、一般的な高齢者を想定した装備だというが、それでもこれほどの動きにくさ、反応の悪さが出てしまうのかと驚いた。これでは若い頃と同じように運転するなど、おそらく不可能に近いだろう。

 ただ、こうした「老い」はゆるやかな変化としてやってくるため、自分自身ではなかなか認識しにくいものかもしれない。「気をつけていれば、まだ大丈夫だろう」と思いながら運転を続けていると、ある日突然事故を起こしてしまったように思えるが、客観的に見れば、実はそのずっと以前から危険運転の予兆は現れていたはずだ。

 そこで今回は、娘や息子、孫の視点から、高齢者となった両親もしくは祖父母の運転に危険な兆候があるかどうか、「これがあったら免許返納をすすめるべき」というチェックポイントを挙げていこう。ちなみに認知機能の低下が見られる場合はどんな事情があっても免許返納すべきなので、ここではそのチェック項目ははずしておく。

【車体の擦りキズや凹みが増えている】

 まず、対象となる高齢者が運転するクルマをくるりと一周見てまわり、以前よりも「擦り傷や小さな凹みが増えている」と感じたら、これは危険信号だ。本人は「ちょっと擦っただけで済んでよかった」と思っているかもしれないが、これは確実に運転技能が劣ってきている証拠。小さな事故は大きな事故の予兆と言って間違いない。さらに「この傷はどこでつけたのか?」と聞いてみよう。もし覚えていないようなら、ますます危ないと思った方が良い。


【信号無視や一時停止の標識を見落とす】

 高齢者になると視力の低下だけでなく視野そのものが狭くなり、それによって運転に支障をきたす場面が多くなるので、「一時停止などの標識を見逃す、信号無視をする」などが見られる場合は危険信号。歩行者や自転車がいたことに気がついていない場合も同様だ。助手席に同乗するなどして確認してほしい。


【信号無視や一時停止の標識を見落とす】

 高齢者になると視力の低下だけでなく視野そのものが狭くなり、それによって運転に支障をきたす場面が多くなるので、「一時停止などの標識を見逃す、信号無視をする」などが見られる場合は危険信号。歩行者や自転車がいたことに気がついていない場合も同様だ。助手席に同乗するなどして確認してほしい。

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最終更新:7/10(水) 18:40
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