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初の決勝進出を目指すクエリー、次はナダルと対戦 [テニス]

7/10(水) 17:02配信

テニスマガジンONLINE

 イギリス・ロンドンで開催されている「ウインブルドン」(7月1~14日/グラスコート)の男子シングルス4回戦ーーサム・クエリー(アメリカ)はここ4年で3度目のウインブルドン準々決勝へ駒を進めた。

ウインブルドン2019|トーナメント表

 初のグランドスラム大会決勝進出を目指す彼が手に入れたもの、それはグランドスラム大会優勝歴18回のラファエル・ナダル(スペイン)との対戦だ。

「ますます厳しくなっていくよ」とクエリーは漏らした。

「ここはナダルにとって、全グランドスラム大会の中でもっとも不得意なはずの場所だ…それなのに彼は5度決勝に至っている。彼は次々と敵をなぎ倒して進んでいる」

 ごく最近に腹筋の故障から復帰して現在世界ランク65位のクエリーは、月曜日にウインブルドン2週目では19年ぶりのアメリカ人対決となった男子シングルス4回戦で、テニス・サングレン(アメリカ)を6-4 6-7(7) 7-6(3) 7-6(5)で退けるのに、持ち前のビッグサーブを活用した。

 クエリーは25本のサービスエースを記録し、直面した4つのブレークポイントのすべてをセーブした。

「ここでプレーするのは大好きだ。毎年、ますます心地よく感じるようになってきているよ。僕はグラスコートでプレーするのが好きなんだ」とクエリーはコメントした。

「誰に対してプレーしているかはそれほど気にしない。なぜって僕は、自分の前にいるのが誰だろうと勝利を目指して進めるという自信を持っているからね」

 2016年に彼は準々決勝に至る過程で、前年度覇者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に対して番狂わせを演じた。2017年の彼は準決勝に至る過程で、やはり前年度覇者だったアンディ・マレー(イギリス)を倒した。そして今、ナダルがやってくる。ナダルは、2006年から2011年の間のウインブルドン出場で2度優勝し、3度準優勝していた。

「途轍もなくいいサービスを打ち、チャンスを手にしたときには、それを漏れなくつかまなければならないだろう」とクエリーは次戦を見据えた。

「そしてそこで、(運の)いい日を迎えられるよう願っている」

 第3シードのナダルは16連勝を引っ提げ、水曜日のクエリーに対する準々決勝に臨む。そこには、先月のフレンチ・オープンでの12度目の優勝も含まれている。

「いいプレーをしているときの彼(クエリー)は、すべてのサーフェスで非常に危険な男となり得る」とナダルは相手を警戒した。

「さらに、速いサーフェスでアグレッシブなテニスをし、彼がサービスを打つときには、恐らくいっそう危険な存在になるだろう」

 ナダルは月曜日にジョアン・ソウザ(ポルトガル)に対する6-2 6-2 6-2の勝利への過程で、一度も、ごく小さな問題さえ抱えなかった。ジョコビッチとフェデラーもまた、問題なく勝ち上がった。

 フェデラーは第17シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を6-1 6-2 6-2で圧倒し、ジョコビッチもまたユーゴ・アンベール(フランス)に対して6-3 6-2 6-3の勝利をおさめる過程で同様のことをやった。

 水曜日に行われる準々決勝では、第1シードのジョコビッチが第21シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と、第2シードのフェデラー(スイス)が第8シードの錦織圭(日清食品)と、また第23シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は第26シードのギド・ペラ(アルゼンチン)と対戦する。

 ジョコビッチ、フェデラー、ナダルの“ビッグ3”は、揃って24回目のグランドスラム大会準々決勝を戦うことになる。そして、そのうち20回で3人のうちのひとりが最終的に優勝を遂げている。

「彼らの覇権は驚くべきものだ。彼らはグランドスラムのタイトルを獲り損ねるように見えないし、滅多にマスターズのタイトルも逃さない」とクエリーは彼らを称えた。

「彼らは没頭し、集中しているーーここ15年というもの、来る試合、来る試合でね」

(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

LONDON, ENGLAND - JULY 08: Sam Querrey (USA) in action during his fourth round match at The Championships, Wimbledon, on July 8, 2019, at the All England Lawn Tennis and Croquet Club in London, England. (Photo by Cynthia Lum/Icon Sportswire via Getty Images)

最終更新:7/10(水) 17:02
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