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「#KuToo」運動に便乗? 立民「女弁護士」候補の履き違え

7/10(水) 5:58配信

デイリー新潮

 そもそも、立憲民主党はこの「美人弁護士」を看板候補と考えていた。だが、リベラル陣営の期待の星である亀石倫子氏(45)は、目下、ナニワの選挙戦に悪戦苦闘中。流行りの「#KuToo」運動に擦り寄ってはみたものの、どうにも履き違えた感が否めない。

 立憲民主党の地元議員が嘆息するには、

「亀石さんはべっぴんさんやから駅頭に立ったら通行人が振り向くし、弁護士だけあって演説もきちんとしてる。でも、大阪選挙区の4議席の枠に入れるかいうたら、正味の話、かなり厳しいかも分からんね」

 大阪・梅田に法律事務所を構える亀石氏は、東京女子大卒業後、一般企業での勤務を経て34歳で司法試験に合格。令状なしのGPS捜査を違法とする最高裁判決を勝ち取った、若手の人権派弁護士である。

 最近では「報道ステーション」や「サンデーモーニング」でもコメンテーターを務め、全国区の知名度を獲得したところで、満を持しての政界進出――。と考えたのだろうが、そうは大阪の問屋が卸さなかった。

「自民、公明、共産の現職に加えて、大阪では圧倒的な人気を誇る維新が候補者を2人も立てた。しかも、2人目は元女子アナで、子育て支援を中心に訴えてるから、女性票や浮動票を奪われかねない。亀石さんも悪いタマやないけど、街頭演説で“GPS裁判”について語られても、ピンとくる人は限られる。『報ステ』よりも上沼恵美子の『快傑えみちゃんねる』とか『そこまで言って委員会』を好む土地柄やからね」(同)

 さらに不運も重なる。事務所開き当日に「拳銃強奪事件」が起きて、枝野代表の十三での演説が流れてしまったのだ。

東京の発想

 そんな踏んだり蹴ったりの美人弁護士がここに来て傾倒しているのは、あの「#KuToo」運動だという。

「靴」と「苦痛」をかけた「#KuToo」は、ツイッター上の書き込みをきっかけに始まった運動。職場でのハイヒールやパンプスの強制に異を唱え、国会の質疑で取り上げられるまでに盛り上がっている。亀石氏も便乗する格好で、

〈弁護士になってからずっとコンバース。(中略)法廷にもそのまま行く〉

 とツイッターで賛同の声を上げてみせた。

「最近では周りのスタッフにもコンバースを履かせとるみたいやね。まぁ、ドブ板で駆け回るにはもってこいやし、弁護士出身にしては面白いノリやな、と。でも、これで女性票が伸びるかといえば疑問が残る。働く女性を解放する運動なんやろうけど、結局、どこまでいってもお上品な東京の発想。大阪らしさが感じられん」(同)

 看板候補の思わぬ苦戦に、

「党内からはすでに、亀石さんを大阪選挙区に擁立したのは“枝野代表の戦略ミス”という批判まで聞こえてくる」(政治部記者)

「#KuToo」運動を利用しながら、「苦痛」ならぬ「苦闘」中なのである。

「週刊新潮」2019年7月11日号 掲載

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最終更新:7/10(水) 16:09
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