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【海外試乗】ベントレー ベンテイガ スピードはゴージャスにして品格あふれる世界最速のSUV

7/11(木) 12:03配信

Webモーターマガジン

W12エンジンのハイパフォーマンス仕様を搭載

ベントレーからラグジュアリーを極めた世界最速SUVベンテイガ スピードが登場した。日本導入はわずか20台という希少なモデルのインプレッションをレポートする。(Motor Magazine 2019年8月号より)

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ベントレーといえば今年創業100周年を迎えることが話題だが、これまで彼らが熱心に作り続けてきたのが贅を極めた作りのグランドツアラーであることはご存じのとおりだ。そんな背景を知る正統派エンスージャストからしてみれば、2015年にデビューした同ブランド初のSUVであるベンテイガなど亜流の存在に思えるかもしれない。

しかし、今やベンテイガはベントレーの全生産台数の52%を占めるまでに成長。それを示すようにベントレーのクルー工場では、コンチネンタルGTとフライングスパーが共通の生産ラインで並行して作られていたのに対し、ベンテイガには1本の独立した生産ラインが与えられており、強い存在感を放っていた。

そんな人気モデルのラインナップを強化するため、もともとW12のみだったベンテイガに昨年はV8モデルを追加。これに続く形で、W12モデルのハイパフォーマンス仕様であるベンテイガスピードがこのほどデビューした(最高速306km/h、0→100km加速3.9秒)。

もっとも、そのチューニング内容はライトなものだ。エンジンは過給圧の引き上げと燃料噴射マップの見直しで最高出力は27ps増の635psを達成。足まわりやハードウェアには手を加えず、電子制御式サスペンションとアクティブアンチロールバーのソフトウェアを一部変更することで、よりスポーティなコーナリングに対応できるようにした。

しかも巧妙なのが足まわりのソフトウェアチューニングで、コンフォートモードとベントレーが推奨するBモードに関しては従来の設定を踏襲するいっぽう、スポーツモードを選択したときのみ、これまでよりハードなセッティングが適用される。つまり、日常的な快適性は従来と変わらず、必要なときのみ「牙を剥く」設定になるというわけだ。

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最終更新:7/11(木) 12:03
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