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大下容子アナ「コンプレックスの塊」だった彼女が、テレビ朝日の“昼の顔”になるまで

7/11(木) 9:00配信

週刊女性PRIME

広島弁でストレス発散ひとり身、未来は……

 生放送番組を担当してきた20年間は“判で押した”生活でもある。現在は、午前4時過ぎ起床、5時過ぎに出社し一般紙、スポーツ紙合わせて10紙に目を通し、テレビ各局をチェック。8時半から約1時間の打ち合わせ、ヘアメイク、衣装に着替えて10時25分から本番。午後1時40分に本番終了。反省会と翌日の打ち合わせを約1時間程度。アナウンス部で業務をすませ、3時過ぎに退社。9時過ぎ就寝──がほぼサイクル。

「30代はジムで30分くらい走ったりしていましたが、40代になって10分も走れなくなり、ストレッチするくらいです。いまは本番が終わると、あしたのジョーじゃないけど、燃え尽きた状態。

 休日の土日のうち1日は寝たきりで、起き上がれないです(笑)。ストレス発散は、広島弁での身内とのおしゃべりです」

 今後に向けての抱負は?

「ニュースの素材は一緒ですからコメンテーターへの質問で独自性を出していけたら。視聴者の半分は女性ですから、男性の視点だけでなく、女性の視点が出てくれば、より多くの方に興味をもっていただけるのかなと思います。インパクトは小さいかもしれないですけれど、丁寧に真摯に実直に、ニュースをお伝えできたらいいなと思っています。

 現在は、ひとり身ですが、未来はわかりません(笑)。節目や変化を面白がれるようになりたいし、いまはとにかく番組を一生懸命やることで精いっぱいです」

オンとオフが変わらず勉強熱心、聞き上手! 入社して第一印象は、スポーツ大好きのさわやかな女性。いまと変わらない明るい声で“おはよう!”と元気に挨拶していました。

 広島出身なので新人時代はアクセントの違いをかなり指摘されましたが、いつもメモを取って次の研修までにすべてを完璧に直してくる。それはかなりの努力だし、修正力、適応力のすごさに驚きました。

 今でも覚えているのが、恐竜が大集合するというイベントの司会をしたときに、難しい恐竜の名前をすべて覚えてきた。これには主催者も感心しきりでした。彼女は研修、新人、現在に至るまで準備には妥協しないし、勉強を積んでいる。それが仕事の信頼度につながっているし、いろいろなジャンルの情報を切り盛りできると思います。

 オンとオフが変わらず、聞き上手。角澤(照治)アナウンサーと同期3人で食事に行っても、男ふたりの話を聞いてくれる。番組でもメインだけど、聞き上手で、簡潔に最小限でコメントする姿に、彼女の美学を見る気がします。(同期の坪井直樹アナウンサー)

冠は自然の流れ“大下カラー”が支持! 昨年10月に番組をリニューアルすることが決まったときから大下アナをメインにすることを決めていました。20年、サブMCとして頑張ってきて視聴者にも好感を持たれています。清く物事をとらえ、やさしく受け止めようとし、人も社会も美しくあってほしいというイメージのある彼女に、ジャーナルな目線を出してもらいたいと思いました。

 リニューアル後は世代、性別の違う3人の日替わりコメンテーターと向き合いながら、一緒にニュースをとらえて考える番組に、控えめで、遠慮深い彼女らしい存在感をキープし、自分なりの言葉を発信しています。

 視聴者からは“大下容子さんの番組”と認知され、視聴率でも横並びトップになることもあり、冠は自然の流れでした。女性の視聴者が多い昼の情報番組で、女性目線を生かした大下カラーが支持されていると思います(小林雄高エグゼクティブプロデューサー)

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最終更新:7/11(木) 12:00
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