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「患者がステる」あまり聞きたくない医師用語の意味とは?

7/11(木) 8:45配信

bizSPA!フレッシュ

 社会人になると、お酒の飲み過ぎや仕事のストレス、会社の健康診断などで、医療機関のお世話になることも増えてくるでしょう。

 看護師さんの会話に耳を澄ませてみると面白いかも? 今回は、医療業界用語を見ていきましょう。

Q.「ステる」ってどういう意味?

「あの患者さんステったんだって」

 あまり耳にしたくない言葉なのです……。

A. 死亡する

「ステる」とは、医療業界用語で「死亡する」こと。ドイツ語の「sterben(ステルベン)」を略して使われています。不謹慎と受け取られることもあるので、患者やその家族の前で使われることはありません。

 現在では、ほとんどの日本人は病院で死を迎えます。2017年の厚生労働省の人口動態調査では、死亡総数の実に約7割の人が病院内で亡くなっています。

 2040年には、もっとも人口の多い「団塊の世代」が90歳前後を迎え、年間に170万人程が亡くなることが予測されています。この課題に向けて、政府が医療制度をどのように変革していくかが注目されています。

Q.「MR」って何?

「新しいMRが来ました」

 医者でも看護師でもないのに、いつも病院にいる人とは?

A. 医薬情報担当者

 医師や薬剤師に対して、自社の製薬会社の医薬品の情報を提供する役割を「MR」と呼びます。MRとは「medical representative」(直訳すると医療担当者)の頭文字を取ったもの。製薬会社の営業マンという訳ではなく、あくまでも医薬情報の提供が役割です。

 意外なことに、MRの約半数は文系出身であり、理系出身でなければ就けない仕事ではありません。きちんと医薬品の知識を身に付ければ文系出身者でも活躍することが可能です。

 また、MRというと、土日も医師とゴルフに行ったりと、接待が大変なイメージがありますが、現在は接待が原則禁止されているそう。2012年に製薬会社間の自主規制として接待禁止がルール化され、ゴルフやカラオケなどの2次会は禁止、商談目的の飲食は上限金額が1人単価5000円までとなりました。

 接待が減ったことによって、MR本来の役割が重視されるようになり、女性のMRが出産後も働きやすい環境になってきているようです。

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最終更新:7/11(木) 8:45
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