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西武・平井克典の投げすぎ問題。 イニングまたぎ平然も壊れないか心配だ

7/11(木) 6:37配信

webスポルティーバ

自身初のオールスターに監督選抜で出場することが番記者に発表された6月30日、西武のセットアッパー・平井克典はメットライフドームからの去り際に壮大な目標を明かした。

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「今年、宮西(尚生/日本ハム)さん(のシーズン登板試合数)を超えたいと思っています」

 現在34歳の宮西は、大卒1年目から11年連続で50試合登板以上を続け、球界きっての名リリーバーとして名を馳せている。

 対して27歳の平井は、陽の当たらない野球人生を歩んできた。静岡県の飛龍高校時代は甲子園出場経験がなく、愛知産業大学、ホンダ鈴鹿を経て、2016年ドラフト5位で西武入団。ライオンズファン以外の注目が大きくなり始めたのは、今年になってからだ。

 開幕から2試合に1回のペースでマウンドに上がり、81試合終了時点で43試合に登板。年間75.9試合ペースで、「神様、仏様」と並んで崇められる稲尾和久が1961年に作ったパ・リーグ記録の78試合登板も視界に入るほどだ。

 ちなみにプロ野球記録は、2007年に久保田智之(阪神)が打ち立てた90試合で、2位は2005年の藤川球児(阪神)で80試合。NPBのホームページ内にある「歴代最高記録」の「登板【シーズン記録】」には上位25人が記されているが、過去5年で名を連ねた現役選手は74試合の秋吉亮(ヤクルト/2015年)と近藤一樹(ヤクルト/2018年)のみ。近年、各球団が中継ぎ投手の"登板過多"に気を遣うようになるなか、近年のヤクルトは防御率が芳しくなく、ふたりがフル回転を強いられた。

 今季の西武も同じ状況で、防御率はリーグ最低の4.38(今季の成績は7月9日時点)。調子の上がらない投手陣を、平井がカバーしている格好だ。小野和義投手コーチはそれについてこう話した。

「勝っているゲームを取りにいくなら、一番信頼の置けるピッチャーを出したほうがいいわけじゃないですか。それが5点差だろうが、6点差だろうが」

 僅差はもちろん、6点リードの試合終盤で投げるのも当たり前。中継ぎにとって、メンタル的に難しいとされる「イニングまたぎ」も平然とやってのける。

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最終更新:7/11(木) 6:37
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