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「リーダーの当たり前」と「部下の当たり前」はなぜ違うのか?

7/12(金) 6:04配信

サライ.jp

一人ひとりの考え方は違っていて当然だ。だが、時にはその考え方の違いが組織の運営において致命的な問題になることもある。リーダーシップとマネジメントに悩む、すべてのビジネスパーソンのためのノウハウサイト「識学式リーダーシップ塾」から、その理由を知ろう。

* * *

チームがおかしくなる原因は、大体において「リーダーの当たり前」と「部下の当たり前」が違うから。

昔の話です。
部下の動向に常に気を配り、感情の機微に一喜一憂する管理職は大変な仕事だな、とつくづく思うのですが、とても記憶に残っている管理職の方が、一人います。
その方は、私がマネジメントの本質を知るための非常に良い教訓を与えてくれました。

それは、チームがおかしくなる原因は、大体において「リーダーの当たり前」と「部下の当たり前」が違うから、という事実です。

彼は、入社間もなく、営業として頭角を現し、社長の信頼も厚い、できの良い人物でした。
そこは実力主義的な会社なので、出来のいい人は、すぐに引き上げてリーダーになるので、彼はよく頑張っていた気がします。

もちろん、「すぐに引き上げてもらえる」ということは、結果を出せなければすぐに降格されてしまう、ということでもあります。
だから、彼は結果を出そうと必死でした。
その甲斐あって、リーダーになって数カ月はチームの勢いもよく、順調に結果が出ており、彼は勢いづいていました。
役員クラス上の方々の憶えもよく、「あいつは、将来会社を背負って立つ」なんて言葉も囁かれていました。

ところがそれから半年後くらいでしょうか。
彼の様子がおかしい、という話が、会議で持ち上がりました。彼のチームの業績が、低迷していたのです。
一時期は飛ぶ鳥を落とす勢いだった、彼のチーム。いったい、何が起きたのでしょう。
私は、彼の話を聞きました。

すると、彼はこう言いました。
「メンバーが仕事をしない」と。
「原因はなんですか?」
「正直……よくわからないです」

私は質問を変えました。
「期首は調子良かったように見えましたが」
「そうなんですよ。その頃は、メンバーもよくやってくれてました」
「今は何が違うんですか?」
「まず、行動量が低い」
「それだけですか?」
「あと、フォローとレスポンスは早く、と言ってるんですが、どうもお客さんの見積もり依頼などへの返信が遅いらしいんです」
「なるほど。それは良くないですね」
「そうなんです。それ以外にも、なんかやる気を感じないというか……。気迫が足りないというか」
「ほほう」

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最終更新:7/12(金) 7:11
サライ.jp

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