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私が控訴を取り下げた理由と その夜に起きた一部始終   山田浩二

7/12(金) 19:43配信

創

頭が真っ白になり控訴取り下げ

査になるような暴言を吐いていたら仕方ないけれど、そんな暴言は吐いてないし吐く理由がない。むしろ暴言はそっちだろ!と思いました。あの時、早く区切りの良い所で切り上げてペンを返納することしか頭になかったので、「偉そうに言うなアホ」なんて日頃から喧嘩ごしな態度で言葉遣いの悪い職員に対して自爆するような発言をする訳ないじゃないですか。ただでさえ口も利きたくない、顔も見たくないと思っているのに、よりによって私が暴言を言ったという妄想的事案で調査にされて訳が判らなくなりました。
 仮に「ペンを返納しろと言ったのにすぐ返納しなかった」みたいな事案の調査なら「すいません」と言いますが、「えらそうに言うな、あほ」等言ってもないことを言ったと因縁を付けられて、私の言い分もろくに聞かず一方的に調査となりました。
 何故? もうホンマに冗談ならやめて欲しいレベルです。私の頭の中ではすでに調査=懲罰の公式が出来上がっていました。今は懲罰になる暇もないのに~っていうか何故懲罰にならなければいけないのか? 調査なのか? 確かにペンの返納は少し遅れましたが調査になるようなこと?
 私も4年前の夏に逮捕され色々ありましたが、大半はこの大拘で過ごし、自分で言うのも何ですが、落ち着いて生活を送っています。「短気は損気」の精神で、理不尽な壁にぶち当たっても何とか乗り越えてきました。なのに何故こんなことに巻きこまれたのか? 
 過去の大拘生活で色々な人を見てきました。それこそ大声を出したり、壁や扉を叩いたり蹴ったり、職員に暴言を吐いて非常ベルを押され保護室に連れて行かれる人もたくさん見てきました。けれど大半は保護室から戻ってきても調査にすらならず、何もなかったように生活を送っています。
 大きな声で職員に完全暴言レベル以上の発言をしている姿を数人の職員に現認されているにもかかわらず、職員に「黙っとけ!」と一喝されて、そのまま放置プレイです。なのに暴言など一切言ってない私が言い掛かりをつけられて、どうして調査にさせられないといけないのか?
 実は数カ月前から大拘の処遇や書信係からひどい嫌がらせを受けていました。私なりに我慢してましたが、5月18日C棟6階夜勤職員に嵌められてパニックとなり、私の我慢も限界を越えてしまったようです。おそらく懲罰も間違いないでしょう。完全に自分を見失っていて今後の希望も考えられず絶望しか浮かばず、頭の中が真っ白になり、気がつけばインターホンを押して控訴取り下げをしていました。これ以上の嫌がらせ苛められたり嵌められたりしたあげくの果てに調査懲罰という日々はもう無理、耐えられません。もうど~だっていいやという思いから、控訴取り下げ書をもらって記入し提出してしまいました。
 その後立ち合いに来ていた職員から「内容に問題があるので訂正してくれ」と言われましたが、もう取り下げ書も見たくないので「勝手に書き直して下さい」と伝えました。でも「それは出来ないんや。わしらは勝手に書き直しをすることが出来ないから自分で訂正してくれ。そうしないと提出出来ない」と言われました。控訴を取り下げる重要な書面なので内容の不備は訂正しないと駄目ですよね。けどその時はまだパニックで「シカト」をしてた気がします。
 しばらくして職員はどこかに行きました。おそらく職員が訂正してくれたんでしょう。ただ私はもう何が何だか訳が判らずパニックが起き、冷静な判断も出来ず、ずっとイライラしていました。
 今考えると何故控訴を取り下げたのか、他にも解決方法があったはずですが、その時は損得も考えられず、誰にも相談出来ない程、物事の見境がない程パニックになっていました。

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最終更新:7/25(木) 19:36

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