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【NBA】八村塁、躍動の3試合をどう見た? 熟練番記者の目「なぜ1巡目で獲得したか証明した」

7/12(金) 17:03配信

THE ANSWER

ウィザーズ番記者10年以上のスタンディグ記者が見たサマーリーグ3試合

 米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズ・八村塁は11日(日本時間12日)、サマーリーグのホークス戦に出場し、初の3ポイント2本を含め、自己最多となる25得点、1アシスト、9リバウンド、2ブロックをマーク。3試合連続で2桁得点をマークするなど、ラスベガスで強烈な輝きを放った背番号8について、ウィザーズ番記者を長年務める地元記者が「THE ANSWER」の現地取材でリアルな八村評を明かし、「開幕スタメン」という快挙を果たす可能性もあると分析している。

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「サマーリーグではルイの最初の3試合を見た。あくまでサマーリーグなのでプレーの良し悪しという基準ではなく、別の観点から話したい」

 こう語ったのは、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のベン・スタンディグ記者だ。放送局「NBCスポーツ・ワシントン」の番記者として10年以上ウィザーズを取材し、今季から活動の場を変えたスタンディグ氏はトーマスアンドマックセンターのコートに鋭い視線を送っていた。

「ルイはウィザーズにとっては注目のドラフト1巡目。期待の星だが、そのプレッシャーを苦にする様子が全然なかった。それがまず良かったことだ。堂々としていて、前評判通りの運動能力を存分に示した。リバウンドでも体を張っていた」

 サマーリーグ史上初の開幕2日連続ソールドアウトとなり、世界各国から1000人以上のメディアが集結する舞台で、八村は堂々たるプレーを披露。カレッジ最高のスモールフォワードという前評判と、全体9位の高評価に相応しい得点力を見せた。大きな注目にも動じない精神力はプラスという。

「今日は凄まじい数のシュートを決めたが、いずれも余裕を感じさせた。彼はまだチームで学ぶべきことは多いが、これはいい出発点になったと思う。ウィザーズがなぜドラ1で獲得したのかをきちんと証明したと思う。これを足がかりに高めていくだけだね」

「開幕スタメン」に挙げた条件「キャンプで最高の選手であり続ければ」

 ウィザーズが貴重な指名権を費やすに相応しい才能であると証明することに成功したという八村。リーグ開幕戦ではどんな役割が待っているのだろうか。「現実的には開幕スタメンの可能性は難しいかもしれない。なぜなら、ブルックスはベテランにより信頼を置くヘッドコーチだからだ」とした上で、こうも明かした。

「一方で、八村のポジションになるだろうパワーフォワードには現時点で明確なスタメンがいない。チームは多くの選手を入れ替える改革に踏み切ったからだ。通常、ブルックス政権でルーキーはベンチスタートになる。チームのシステムやリーグの環境に適応させるのが流れだが、このままトレーニングキャンプで最高の選手であり続ければ、ルイがスタメンになるかもしれない」

 サマーリーグで猛アピールしている八村。今後、開幕前のキャンプに従来の主力やトレード組が加わることになるが、再建を目指しているチーム状況でパワーフォワードの絶対的なレギュラーは不在と指摘。このまま活躍できれば、八村が開幕スタメンという快挙を果たす可能性もあるとスタンディグ氏は分析している。

 ラスベガスの地で確実に上昇している八村株。日本バスケ界の至宝が開幕スタメンを目指し、突き進んでいく。

THE ANSWER編集部

最終更新:8/3(土) 1:49
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