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年収が高い会社ランキング2019【最新版トップ20】

7/12(金) 6:00配信

ダイヤモンド・オンライン

 自分の給料は高いのか。それとも安いのか――。仕事のやりがいはもちろん大事だが、年収ランキングは誰にとっても気になる話題である。就職や転職を考える際に、判断基準の一つとしない人はいないだろう。

 上場企業の場合、平均年収は公開されている。金額が記載されるのは、速報性重視の「決算短信」ではなく、内容がより詳しい「有価証券報告書」となる。

  上場企業で最も多い決算期は3月期だが、当該企業の有価証券報告書が出そろうのは6月末になる。今回は、直近の3月期決算も反映した最新版「年収が高い会社ランキング」を取り上げてみたい。単体の従業員数が100人以上の会社を対象とした。

● 年収トップ20を6グループに分類

 トップ20の内訳を眺めると、六つのグループに大別できる。「高収益メーカー」「M&A助言会社」「不動産」「総合商社」「テレビ局」「金融」だ。

 1位のキーエンス(年収2110万円)は検出・計測制御機器大手。猛烈な営業力で有名だ。3位の三菱ケミカルホールディングス(1738万円)、16位のファナック(1364万円)、19位の東京エレクトロン(1272万円)と共に、「高収益メーカー」のグループに属する。

 2位のGCA(2063万円)は、「M&A助言会社」。8位の日本M&Aセンター(1413万円)、10位のフロンティア・マネジメント(1398万円)も同業だ。

 4位のヒューリック(1636万円)は大手「不動産」会社。三井不動産(1263万円)も20位にランクインしている。不動産市況の高騰を追い風に、直近決算の業績はいずれも絶好調だった。

● 総合商社は大手5社がランクイン

 「総合商社」は5社がトップ20に入り、六つのグループの中で最も社数が多かった。三菱商事(1607万円)が5位、伊藤忠商事(1520万円)が6位、三井物産(1430万円)が7位、住友商事(1389.6万円)が11位、丸紅(1389.3万円)が12位だった。

 在京の民放「テレビ局」も、年収が高いことがよく知られている。9位のテレビ東京ホールディングスは1411万円、13位のテレビ朝日ホールディングスは1387万円、15位の日本テレビホールディングスが1372万円だった。

 なお、単体の従業員数が100人未満のためランキング対象から外れたが、TBSホールディングスの年収は1586万円(従業員数93人、平均年齢51.0歳)、フジ・メディア・ホールディングスは1167万円(同27人、46.5歳)だった。

 最後のグループは「金融」だ。野村ホールディングス(1384万円)は14位、東京海上ホールディングス(1338万円)は17位、三井住友トラスト・ホールディングス(1303万円)は18位だった。

● 「平均年齢」と「持ち株会社」に注意

 平均年収を見る際には、二つの注意点がある。一つは会社によって平均年齢が違うことだ。崩れつつあるが今も年功序列を背景に、年齢が高いほど年収も高くなる傾向はある。企業間で比較する際には、併せてチェックされたい。

 もう一つの注意点は、持ち株会社であるかどうかだ。社名に「ホールディングス」という言葉が入っている場合、少数のエリート社員で構成されることが多く、年収は高くなりがちである。従業員数も併せて確認してみて、持ち株会社に該当するなら金額は割り引いて考えた方がいいだろう。

 (ダイヤモンド編集部編集委員 清水理裕)

ダイヤモンド編集部/清水理裕

最終更新:7/12(金) 10:00
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