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山本太郎に見える田中角栄との意外な共通点

7/12(金) 5:50配信

東洋経済オンライン

7月21日に投開票を控える第25回参院選。「令和初の国政選挙」で、私たちは何を選択すればいいのか――。
「参院選は政治家のイメージだけでなく顔も見よ」(2019年7月10日配信)に続き、自民党の首相候補政治家をその言葉、著作から徹底的に分析した『自民党 価値とリスクのマトリクス』を著した中島岳志氏と、時事ネタを得意として多方面で活躍する芸人のプチ鹿島氏の対談をお届けする。

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前編:「参院選は政治家のイメージだけでなく顔も見よ」

■野田聖子、小渕優子、女性議員のリアリティー

中島 岳志(以下、中島):『自民党 価値とリスクのマトリクス』では、安倍晋三さん、石破茂さん、菅義偉さん、野田聖子さん、河野太郎さん、岸田文雄さん、加藤勝信さん、小渕優子さん、小泉進次郎さんの、9人の首相・首相候補政治家を扱いました。

 そして、縦軸にリスクの個人化/社会化といった「リスク」への考え方、横軸にリベラル/パターナルの「価値」をとり、マトリクスで政策を捉え直しています(外部配信先でお読みの場合、マトリクス画像を閲覧できない場合があるので、その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。この中で鹿島さんが気になった方はいますか? 

 プチ鹿島(以下、鹿島):野田さんと小渕さんです。とくに野田さんはずっと気になっていました。自民党内のマッピングを考えると、希有な存在ですよね。

 中島:野田さんの興味深いところは、彼女自身の人生と政治的な選択が両輪で進んでいるところです。彼女は私生活で事実婚をし、子どもを望んだけれどできなかった。その後、別のパートナーの方と代理母によって子どもを授かり、障害のある子が生まれた。

 彼女の政策も、そんな人生経験から生まれています。事実婚をめぐる夫婦別姓の議論、障害のある子どもの問題、自分の人生とぶつかってきたことが政策になっていき、人口政策や再配分といった論点を深めていく。

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最終更新:7/12(金) 5:50
東洋経済オンライン

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