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安倍総理に名前を呼び間違えられ激怒、2ショット拒否した参院議員・大沼瑞穂

7/12(金) 5:58配信

デイリー新潮

 ミズホ=フクシマ。安倍総理の頭の中では瞬時にそう結びついてしまうのだろう。山形県選出で、1回生ながら厚労政務官も務めた大沼瑞穂参議院議員(40)。予算委員会の場で安倍総理から「瑞穂」違いで「フクシマ」と呼ばれた彼女の怒りは相当なものである。何しろその後、総理との「2ショット写真」を断固拒否、“女の意地”を通したというのだから――。

 後に禍根を残すことになるその間違いは今年3月13日、参議院予算委員会の場で飛び出した。豪雪地帯への支援策についての大沼議員の質問に対し、安倍総理はこう答弁したのだ。

「ただいまのフクシマ委員の御質問を伺っておりまして、いかに豪雪地帯で暮らすことが様々な困難が伴っていくのか、そこで暮らす人たちの様々な豪雪に伴う苦しみ等が伝わってきた感じがするわけで……」

 対する大沼議員は、

「今、総理の思いというものがしっかり皆さんに伝わったと思います」

 と、総理の答弁を持ち上げながら、間違いを訂正することも忘れなかった。

「私はフクシマ委員ではなくて大沼みずほでございますので、大沼みずほとしっかり覚えていただきたいと思います。同じミズホでも大沼の方でございますので、大沼みずほでよろしくお願いします」

 自民党関係者によると、

「よりによって社民党の福島瑞穂参院議員と間違われてしまったことについて大沼さんは激怒。“一国の総理なのに!”と周囲に悪態をついていたといいます」

 さらに、未だにそれを引きずっているようで、

「選挙中に地元で配る自民党の機関紙に安倍総理との2ショット写真を掲載出来るという企画を拒否したというのです。機関紙側が連絡したところ、“私はいらない”と不機嫌そうな声で言ったそうです」(全国紙の政治部デスク)

地元に戻らない

 NHKの記者や民間シンクタンクの研究員を経て2013年に初当選を果たした大沼議員の父親は国際法学の権威である大沼保昭・東大名誉教授。曾祖父は第10代山形市長、と毛並は良いのだが、総理との2ショットなしでも勝てるほど選挙に強いわけではなく、

「彼女の選挙区は当選が危ぶまれているため自民党の最重点地区の一つです」

 と、政治部記者。

「彼女が出遅れている背景には、彼女と地元の関係が決して良好ではないこともある。何しろ、彼女はあまり地元に戻らない。その理由を聞かれると、“育児で忙しいので”などと答えるそうです。また、彼女は地元選出の加藤鮎子衆院議員とも仲が良くないと言われています」

 さる地元県議に聞いても、

「大沼さんは県全体の後援会しか持っていなくて、市町村の後援会がない。本来、市町村の方々に認められて、候補者自身のファンを増やしていかなければならないのですが、それが出来ていないのです」

 たとえ負けたとしても、総理との2ショットがなかったから、とは言われなさそうである。

「週刊新潮」2019年7月11日号 掲載

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最終更新:7/12(金) 10:18
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