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『リトル・マーメイド』アリエル役に、黒人歌手を起用し大論争。異例の声明発表まで

7/12(金) 8:45配信

女子SPA!

 ディズニーは先日、実写版「リトル・マーメイド」の主人公アリエル役に黒人女性がキャスティングされたことを発表した。しかし、アニメ版で碧眼の赤髪だったアリエル役をアフリカ系アメリカ人が演じることについて批判が噴出、ディズニー傘下のテレビ局が異例の声明を出す事態に発展している。

 実写版『リトル・マーメイド』の主演に選ばれたのは、アフリカ系アメリカ人の歌手で女優のハル・ベイリー(19)。姉妹デュオ、クロイ&ハリー(Chloe x Halle)のメンバーで、2018年のグラミー賞新人賞にもノミネートされた逸材だ。

 大物歌手ビヨンセも認める実力で、現在はそのビヨンセが運営するレコードレーベル兼マネージメント会社に所属。いまでは歌手としての活躍がめざましいが、かつて子役として活動していた時期もあったという。

 ハルのキャスティングに積極的だったといわれているのが、実写版『リトル・マーメイド』の監督をつとめるロブ・マーシャル。多くのディズニー映画も手がけている監督だが、アリエルの人選にはかなり難航したという。だが、その監督も「アリエルを演じるのにふさわしい」とハルを絶賛している。

 ところが、このキャスティングが大きな物議を醸すことに。SNS上では「#NotMyAriel(私のアリエルじゃない)」というハッシュタグまで登場し、アニメ版アリエルを再現するために白人女優を起用すべきとの声が挙がっている。

 これに対し、ディズニー傘下のフリーフォーム局が、ハルを擁護する声明を発表した。

 10代の若者らを対象にしたディズニーチャンネル系列である同局の公式ツイッターは、ハルのキャスティングを批判している人々を、悪役アースラの歌う曲にちなみ「哀れな人」とした上で、こう声明を発表している。

「原作者はデンマーク人です。そしてアリエルは人魚です。彼女は公海にある海底の王国に住んでおり、(しばしばトリトン王を困らせますが)どこへでも行きたいところに合法的に泳いで行くことができます」

「しかし一連の騒動に関して、アリエルもデンマーク人なんだと言っておきます。デンマーク人の人魚には黒人もいるでしょう。デンマーク人に黒人もいるんですから」

「アリエルは友人のスカットルやセバスチャン(ごめん、フランダーだった!)と共に海面に近づくこともあれば、ブロンズ姿で居座ることもあります。黒人のデンマーク人、そしてこのマーメイドは遺伝的に赤髪を生やすこともあります」

「ネタバレになってしまいますが……アリエルというキャラクターはフィクションなんです。なので、彼女がアニメのキャラクターにそっくりではないという理由で、非常にセンセーショナルで才能に溢れたハル・ベイリーを起用するというアイデアを過去にすることはできません」

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最終更新:7/12(金) 8:45
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