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20歳の新鋭・清水尋也が心から驚いた 新作『ホットギミック』の独自性とは

7/12(金) 17:00配信

CREA WEB

 鋭い眼光を武器に、クセの強いキャラを中心に演じ、着実に実力を付けてきた清水尋也が、こちらのコーナーに4年ぶりの登場。

 最新出演作『ホットギミック ガールミーツボーイ』で、これまで体験したことのなかった監督の演出について語る。

18歳にして、ドラマ初主演

――2018年にはドラマ「anone」に出演し、広瀬すずさんとの再共演。難病を患う青年を演じ、その演技力が高く評価されました。

 当時の僕がTVドラマに出ること自体珍しかったんですが、事務所を移籍して、まずはいろんな人に知ってもらいたいと思っていたところ、ちょうどオーディションの機会を得て、選んでいただきました。

 女優として尊敬しているすずと、また共演することのプレッシャーもありましたが、新人賞(第11回コンフィデンスアワード・ドラマ賞)として、形に残る評価をしていただけて有難かったです。

――そして、その年には学生投資家を演じた「インベスターZ」でドラマ初主演されます。

 主演ドラマに関しては、もちろんいつか一度はやってみたい気持ちもありながら、どこかでそれはタイミングだと思っていました。

 ただ、有難いことに思っていたより早かったですね。周りのキャストさんの方が年上で、みなさんに支えてもらいながら、先輩の胸を借りる想いでやらせてもらいました。

 自分にとって、ターニングポイントでもある大事な作品になりました。

本来の姿を誰も特定できないそのことの面白み

――この作品では顔芸など、これまで見たことのないコミカルな一面も披露されましたね。

 「この人って、毎回こういう役だよね」と思われるのが嫌なんです。役者として、得意な役もあれば、不得意な役もできるのは当然だと思いますけど、評価してもらえるように、どんな役でも常に全力を尽くしています。

 毎回違う役をやることによって、極論としては、僕だと気付いてもらえなくなると思うんですね。それぐらいの振り幅があった方がいいと思うし、そうなったら「しめしめ」という気もしますね(笑)。

――それは清水さんが役者を続けるうえでの醍醐味になっているのかもしれませんね? 

 僕がいろんな顔を見せることで他人が評価してくれる僕って、役というフィルターを通した僕であって、決してプライベートの素の僕ではないじゃないですか。

 この仕事を始めた当初は、本来の僕が評価されないことに不満を感じていたんですが、作品数が増えたここ1、2年は、逆に僕の本来の姿を誰も特定できないことの面白みを感じています。

 『渇き。』の後の『ソロモン』、「anone」の後の「インベスターZ」のように、振り幅ある役を演じられたことはとても面白かったです。

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最終更新:7/12(金) 17:00
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