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【ボクシング】拳四朗、関西凱旋で鮮やかV6 ライバル王者・京口戦に前進

7/13(土) 6:43配信

ベースボール・マガジン社WEB

12日、エディオンアリーナ大阪第1競技場でWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが行われ、王者の拳四朗(BMB)が4ラウンド1分TKO勝ちで同級1位のジョナサン・タコニン(フィリピン)を下し、世界王者として初めての地元関西凱旋試合を飾った。

2分間、思いのたけの連打の嵐 村田諒太が劇的にリベンジ

拳四朗は16戦全勝9KO。ライトフライ級で6度の防衛は、渡嘉敷勝男を抜き、田口良一(ワタナベ)に次ぐ単独3位になる。拳四朗は「まだ半分。スタート地点に立ったぐらいに思っているので、まだまだ強くなります」と、あらためて日本記録でもある具志堅用高の13を追いかけると宣言。数字だけでなく、その中身も求め、統一戦も視野に強者との対戦を望んだ。

「(タコニンは)最初から捨て身の感じで来て、プレッシャーに押されたところがあった。それでも冷静でいようとしたけど、力が入ってしまったし、強かったですね」

スタートこそ、ステップとジャブでいつものように「打たせずに打つ」自分の距離の構築を図った拳四朗だが、3度目の世界挑戦に懸ける32歳のサウスポー、タコニンの勢いを止めようと、早々に右ストレートを打ち込み、入り際を右アッパーで狙いだす。

2回に入ると攻撃力が売りの挑戦者はプレスを強め、潜り込むように王者に襲いかかる。拳四朗は右アッパーをボディに、上にと強気に迎え撃った。これは参謀役の三迫ジム・加藤健太トレーナーと準備してきた対策のひとつではあったが「使わないで終われるんだったら、そのほうがいい」(加藤トレーナー)と、あくまで距離が近くなり、流れが悪くなったときのためのプランB。その分、被弾も目につく展開となった。

だが、この強気と実行力もまた拳四朗の強み。3回には右主体の攻めで追い込んだところで、バッティングでタコニンが眉間の右寄りをカット。WBCルールにより、傷のない拳四朗にペナルティーの減点1が科されたが、大勢に影響はなかった。

「3回には(タコニンの動き、集中力に)ゆるみが見えてきた」(加藤トレーナー)

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最終更新:7/13(土) 6:43
ベースボール・マガジン社WEB

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