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やめられない「SNS」と距離を置く現実的な対処法

7/13(土) 22:00配信

ウィメンズヘルス

今やコミュニケーションや連絡手段として欠かせない、SNSやLINEなどのツール。依存症ではないケースでも、やめられなくて困っている人は多いという。中には、トイレやバスタイム、寝る前もスマートフォンを手放せないという場合も。今回はこの“やめられない”現象の対処法を、臨床心理士の信田さよ子さんに取材した。

人間関係に影響するからこそ、SNSをやめるのは現実的には難しい

SNSやグループLINEは便利で楽しいからやめられないだけではなく、実は負担に感じていながらも、やめられなくて依存症になってしまうことがあると言うのは、コミュニケーションをめぐるトラブルにも詳しい原宿カウンセリングセンターの所長である信田さよ子さん。

そんな相談には「いっそやめればいいとは思いますが、現実的には難しいですね」と語る。

「多くの人の場合、SNSをやめられない事情があります。仕事関係であれば、やめるのは上司や先輩に失礼になってしまったり、ツイッターが連絡手段になっていて“やめると困る”ケース。例えば子どもの学校関係、いわゆるママ友のグループラインだと、やめたら人間関係の輪から外されたり、子どもに影響したらと思うとやめられないようです」

コミュニケーションツールは、やっていることで健康や生活に支障が出ることもあるけれど、やめることでも支障が出てしまうから厄介。「だから、やめるというのは非現実的なんです」と信田さん。

やめられないのは、昔も今も同じ。人間関係の「舞台」が変わっただけ

SNSやLINEなどの、スマホがあるがゆえとも思える“やめられない現象”。でも、信田さんによると「行われていることは、昔と変わらない」そう。

「人間関係の舞台が、リアルな場所ではなく小さな画面に変わっただけです。参加しない、やめると関係から外されるのは、スマホがなくて対面していた時代でもあったこと。

ただし、SNSやLINEだと閉ざされた空間の中で関係が外部の人から見えないため、難しい関係が生じやすいかもしれません。ママ友の場合だと、子どもという人質がいるから親は離れられないし、そこにだんだんと上下関係が生まれてしまうこともあります」

リアルに対面する場合は時間や場所に限りがあるけれど、スマホには限りがない。やりたくなくてもやめるわけにはいかないし、できる環境もそろっているからやってしまう。忙しくて疲れていても時間を削ってもSNSやLINEを深夜までやり続けてしまい、それが依存症につながることもあると信田さんは指摘する。

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最終更新:7/13(土) 22:00
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