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エージェンシーで働く、黒人従業員の告白:「反論してはいけないと言われたことがある」

7/14(日) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

以前と比べると人種と年齢に対するエージェンシーにおける差別はあからさまではなくなっているかもしれない。しかし、だからといって、差別自体が消えているわけではない。

匿名を条件に業界の裏側を赤裸々に語ってもらう「告白」シリーズ。今回はメディアエージェンシーで働く若い黒人女性に、職場での扱われ方、また彼女のメンタルヘルスに影響を与えたマイクロアグレッション(自覚の無い細かい差別的言動)について語ってもらった。

以下、会話の詳細だ。一部、読みやすさを優先し、編集してある。

――職場において、あなたはどのような偏見を体験してきたか?

年齢についての偏見でなければ、人種についての偏見にさらされ、人種についてでなければ、年齢についての偏見にさらされる。メッセージのやりとりのなかで、私個人に向けて話される言葉遣いにおいて、しばしばマイクロアグレッションが起きる。そこにはネガティブであったり偏見な考えが底流している。

(同僚たちが私に)明確な指示をしてくれないときに、私はもう一度別の表現で伝えてくれるように頼む。詳細をもう少し話してほしい、もしくは説明をしてほしい、といった具合だ。しかし、同僚は大したことではないと言ったり、私の反応が意地が悪いものだと言ったりする。私は、ただわかりやすい指示、もしくは建設的なフィードバックが欲しいと言っただけだ。上司もこのやりとりに参加しており、私が「敵意のある(hostile)」対応していた、と述べた。

――「敵意を持っている」と言われたことで、どのように感じたか?

「敵意のある」という言葉が有色人種の人にとってどのような意味を持つか、(私の上司と同僚は)理解していないと思う。黒人の友人と話しているときでも、彼らが「敵意のある」もしくは「攻撃的(aggressive)」という言葉を聞くと、ビクッとしてしまう。私にその言葉が向けられた瞬間に、私は泣いた。

――現時点で多様性が欠けていることが、マイクロアグレッションが起きる理由だと思うか?

まさに、そう思う。エージェンシーたちは多様性を増す方向性に進んでいると思うが、同時に職場でのマイクロアグレッションが起きている。

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最終更新:7/14(日) 7:10
DIGIDAY[日本版]

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