ここから本文です

バレー・ネーションズリーグ男子/死闘の末にブラジルがセミファイナル進出

7/14(日) 1:13配信

月刊バレーボール&月刊バスケットボール

これぞスリラーマッチ!! ブラジルが死闘を制する

 シカゴ(アメリカ)で行われている『FIVBネーションズリーグ男子大会ファイナルラウンド』は現地7月12日、プール戦Bのブラジルとイラン、プールAのロシアとアメリカが対戦した。

>ブラジル 〇3(25-20, 25-23, 24-26, 20-25, 15-10)2● イラン<

 予選ラウンド第2週・東京大会でフルセットの戦い(ブラジルが勝利)を繰り広げた対戦カードが、ファイナルラウンドでも実現した。勝てばセミファイナル進出が決まる一戦。ブラジルはセッターにフェルナンド・クレリングを先発起用、アウトサイドヒッターにリカルド・ソウザ(ルカレリ)とドウグラス・ソウザの布陣で臨む。中でもルカレリが序盤からギア全開だった。サービスエースを連発し一気に流れを引き寄せると、ブラジルが点差を引き離して第1セットを先取。第2セットも序盤でルカレリが2本連続のサービスエースを決めるなど、ショータイムの模様を呈する。第2セットも制し、ブラジルが王手を懸けた。だが、“ルカレリ劇場”はここで幕間へ、ブラジルにとってスリル満点の展開へと移る。

 もうあとがないイランは第3セット、プーリャ・ヤハジが気持ちを前面に押し出したプレーでチームを盛り立て、このセットを取りきる。第4セットは序盤からサイドアウトの応酬が続くと8-8の場面からブラジルが4連続得点。その内訳は順に、センターエリアでルーカス・サートカンプ、レフト側でアラン・ソウザ、ライト側でルカレリがそれぞれブロックポイントをあげたもので、手がなくなったイランは最後ミラド・エバディプールがバックアタックを仕掛けるもネットにかけたもの。これでリードしたブラジルがそのままいくかと思われたが、中盤でイランはセイエドムハンマド・ムーサビエラギが2本連続でサービスエースを決めて追撃を開始する。14-15から今度は、エディバプールが連続ブロックポイントをあげるなど4連続得点で逆転に成功。駆けつけた大応援団が会場中に『イラン!!』コールを響かせる中、セットカウントをタイに戻した。

 最終第5セットは両者一歩も譲らず、点の取り合いに。9-9の場面からイランはエバディプールがサーブミスを犯すと、ブラジルはアランが強烈なスパイクでブレイク。続けざまにルカレリがこの日6本目となるサービスエースを決めて、ブラジルが完全に流れを掌握。最後は、途中出場のイオアンディ・レアルがイランのアミル・ガフールをブロックし、死闘に終止符を打った。

1/2ページ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事