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モーツァルト、シューベルト、ベートーヴェンに会いに行こう!|音楽の都ウィーンゆかりの作曲家像巡り

7/14(日) 15:02配信

サライ.jp

文・写真/御影実(オーストリア在住ライター/海外書き人クラブ)

モーツァルトやシュトラウスなどのオーストリア人の作曲家だけではなく、ベートーヴェンやブラームスなど、ヨーロッパ中の音楽家が活躍した、音楽の都ウィーン。

そんなウィーンには、数々の音楽家の史跡が残されています。その中でも、街角や公園に立つ作曲家像を探し、その場所に像がある理由、台座や造形の持つ意味など、トリビアや秘密をご紹介します。

●モーツァルト像

オーストリアが生んだ天才音楽家といえば、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。ザルツブルク出身のモーツァルトは、25歳の時ウィーンにやってきてから亡くなるまでの10年間に、歴史に残る数々のオペラや交響曲を完成させました。

そんなモーツァルトの大理石像は、ウィーン王宮近くのブルク庭園に堂々とそびえたち、手前にはト音記号の形の花壇が美しく整備されています。

この像の前で写真を撮る観光客は後を絶ちませんが、じっくり像の足元を眺めてみる人は少ないようです。

台の正面部分には、若干薄く消えかかっていますが、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」の一場面が描かれ、台座の裏部分には、神童と呼ばれた子供時代のモーツァルトが、姉のナンネールとピアノを連弾するレリーフが彫られています。6歳でウィーンを初めて訪れ、「女帝」マリア・テレジアの前で御前演奏した時、まさにこのような様子だったのでしょうね。

この像は当初、モーツァルトの作品が多数上演されたケルントナートアー劇場の前(現在のカフェ・モーツァルト)に立っていましたが、第二次世界大戦での空襲の被害もあり、現在の位置に移設されました。

●市民公園のシュトラウス像、シューベルト像など

ウィーンで音楽家像にまとめて会うのには、市民公園がお勧めです。ここではまず、観光客に人気のワルツ王ヨハン・シュトラウス2世の、黄金に輝く像が出迎えてくれます。

「美しき青きワルツ」など、数々のウィンナーワルツを作曲した、ヨハン・シュトラウス2世。この像から見えるクアサロンという建物では、舞踏会の際に自ら指揮を取り、自分の作曲した曲を多数演奏していました。

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最終更新:7/14(日) 15:02
サライ.jp

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