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【ボクシング】亀田和毅「雪辱」ならず 宿敵バルガスに大差の判定負け

7/14(日) 21:35配信

ベースボール・マガジン社WEB

 13日(日本時間14日)、アメリカ・カリフォルニア州カーソンのディグニティヘルス・スポーツパーク(旧スタブハブセンター)で行われたWBC世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦で、同暫定チャンピオンの亀田和毅(協栄)が正規チャンピオンのレイ・バルガス(メキシコ)に0-3の判定で敗れた。採点はジャッジ三者ともに110対117の大差がついた。

亀田「すべてやりきった」 バルガス「賢く戦った」

 亀田の“雪辱”は叶わなかった。15歳でメキシコに武者修行に出た亀田家の末弟にとって、バルガスはアマチュアのリングで敗れた忘れ難き相手。バルガスが負傷休養中に設けられた暫定王座を昨年11月に手に入れ、チャンピオン同士の統一戦として実現した“再戦”で、亀田はまたも長身テクニシャンの巧さに阻まれることになった。

 前日の計量時、28歳の誕生日を祝う生バンド登場のサプライズに大感激し、肌つやからも好調さがうかがえた亀田は、開始から積極的にプレスをかけてバルガスに迫る。初回終盤には右クロスをヒット。上々のスタートを切った。しかし、これが5度目の防衛戦でもあるバルガスの対応は早かった。正面から入ってくる亀田を右アッパー、ストレートで迎え撃つ。4回に亀田がピッチを上げて右クロス、左フックをヒットしたあと、バルガスはバランスを崩してスリップダウン。前戦で序盤にキャンバスを這わされたシーンを思い起こさせる不安定さがここでも感じられたが、チャンピオンはそこからますます危険回避を徹底し、長いジャブとバックステップで距離をつくり、コンビネーションで暫定チャンピオンを遠ざけた。

「ファイトをしたい」とファイトウィークの間、バルガスを挑発してきた亀田の願いはかなわない。距離を詰めてもクリンチされ、攻撃がつながらない亀田は、「イラついてはいなかった」というものの、最終回序盤、ロープ際で主審のブレイクもおかまいなしにパンチを出し、減点1。そのダメージもあるのか足元が少し怪しい正規チャンピオンを最後まで追い続けた亀田だが、フルラウンド終了のゴングとともに見せた表情は、手ごたえのなさを物語っていた。

「メキシカン(バルガス)よりも、もっと“メキシカン”だったと思う」と、前に出るスタイルで観客の声援を浴びた亀田は、「気持ちを尽くして、いい試合にできたと思う。そういう試合にしたのは誰だったのかは、ファンがわかってくれていると思います。ジャッジの採点はリスペクトします。バルガスは巧かったです。バックしてクリンチとかで次を当てさせてくれない。この相手に対してやろうと思ったことはやりました。すべてやり切ったと思います」と話した。しばらく休み、陣営と相談しながら世界返り咲きのチャンスを再び探るという。戦績は39戦36勝(20KO)3敗。

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最終更新:7/14(日) 21:35
ベースボール・マガジン社WEB

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