ここから本文です

eスクーターは便利でも賛否両論  欧州の都会から見る危険性と事例

7/14(日) 20:00配信

Forbes JAPAN

eスクーターと聞いて、どんな印象を受けますか? 積極的、それとも消極的な印象? eスクーターは近未来のパーソナルモビリティとして大いに役立つだろう。けれど、それによる事故や怪我も多いようだ。

今年3月に、世界最速の男、ウサイン・ボルトがニューヨークで自らのeスクーターの事業を発表したし、数ヶ月後には欧州でも投入が始まった。また、日本では「電動キックボード」というネーミングで、足で漕ぐ必要なく、坂道も楽に登れる未来型の乗り物として発売されている。しかし、日本ではまだ法律上、公道を走ることは許されていない。実は、eスクーターは賛否両論と言いたいところだが、多くの方面からかなり批判を受けているようだ。今回はeスクーターの状況を探ってみよう。

近い将来のパーソナル・モビリティ問題や高齢者の移動手段の解決方法の1つかも知れないとされるeスクーター。一方、反eスクーター派は、危なくてしようがない乗り物だと言っている。先月ドイツでは、飲酒してeスクーターに乗って捕まった人が10人以上。でも、カリフォルニア州やフロリダ州などの州政府が、eスクーターを許可し、実はウーバー社やリフト社のような巨大な自動車配車サービスでも、eスクーターの事業も展開している。

2050年には、66%以上の人は都会に住むと言われている。自動車メーカーが徐々にガソリン車やディーゼル車を廃止し、プラグイン・ハイブリッドや電気自動車が主流になろうとしている今、eスクーターはどんな役割を果たせるか。都会でマイカーの所有率が減ると、パーソナルモビリティの重要性が出てくる。eスクーターの支持者は、「便利だし、環境に優しく、eスクーターのシェアリング事業はコストが手頃だし、使いやすい」という。

いっぽう反eスクーター派は、「eスクーターは駐める場所がないので、歩道が散らかってしまうし、最高速度30kmも出るので、事故る可能性は大いにある。しかもタイヤが小さすぎるので凸凹な道路状況には適さない」という。

1/2ページ

最終更新:7/14(日) 20:00
Forbes JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Forbes JAPAN
2019年10月号

株式会社アトミックスメディア

2019年10月号
8月24日(土)発売

980円(税込)

成功のヒントはフォーブスにあり!
Forbes JAPAN 無料会員に登録すると、すべての記事が読み放題。記事の保存や閲覧履歴チェック、プレゼントへの応募も可能に。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事