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英・クラフト動画メディア、関連のサブスクサービスを開始:動画内容を実体験できるサービス

7/15(月) 7:10配信

DIGIDAY[日本版]

ジャングル・クリエーションズ(Jungle Creations)は、設立から5年のイギリスのパブリッシャーだ。同社は8月から、保有するメディア6ブランドのひとつであるクラフト・ファクトリー(Craft Factory)からマンスリーのサブスクリプション・クラフト・ボックス(subscription craft box)の提供を開始する。このボックスの価格は、29.99ドル(約3300円)となっており、まずアメリカから提供を開始されるという。

ジャングル・クリエーションズの最高コンテンツ責任者、メリッサ・チャップマン氏は6月3日から5日にかけて開催された、DIGIDAYビデオ・サミット・ヨーロッパ(Digiday Video Summit Europe)で次のように語っている。「当社のビジネスモデルにおいて、コマースは重要な分野となっている。本年度の収益の3分の1はコマースが占めると予測している。クラフト・ファクトリーは当社のなかでももっとも成長著しいメディアブランドで、オーディエンスから動画のなかで作っているさまざまな作品がほしいという声が多数あがっていた。オーディエンスが作品づくりをしやすいように、直接届けるサービスを開始する予定だ」。

クラフト・ファクトリーはFacebookページで860万人のフォロワーを有しており、調査の結果、週に4から6回も作品作りにいそしむオーディエンスが多いことが判明した。

クラフト・ファクトリーという企業

クラフト・ファクトリーはジャングル・クリエーションズのなかでも新しいメディアで、メロンの石鹸の作り方や手作りの宝石の作り方など、クラフト動画を配信している。クラフト・ファクトリーは、Facebookがアルゴリズムを変更したあとも同社のフードチャンネルであるツイステッド(Twisted)のオリジナルコンテンツが成功していることを受けて、1年前に立ち上げられたメディアブランドだ。

チューブラー・ラボ(Tubular Labs)によると、クラフト・ファクトリーのインスタグラム(Instagram)のオーディエンスは、この半年で倍となる90万人近くまで伸びている。同期間でクラフト・ファクトリーのYouTubeチャンネル登録者数も3倍の43万人にまで増えた。YouTubeの同チャンネルのオーディエンスの30%はアメリカからとなっている。

同社は今後、オーディエンスに人気で、実際にオーディエンスが作品づくりを試しているジャンル、たとえばタイダイ染めなどから動画にする作品を選び、箱詰めして配送していく。そして利益を大きくするため、郵便受けに入るサイズと材質といったより実践的な内容について検討していく予定とのことだ。さらに同社の研究チームがソーシャルメディアにおけるコメントを通じ、提案やレビューを集めていく。メリッサ氏は、より広範囲にわたるコマースのマーケットプレイスと比べ、マンスリーのサブスクリプション・ボックスを展開するメリットとして、在庫予測のしやすさを挙げている。

クラフト・ファクトリーはこれから毎月、その月の作品を紹介する動画を新たに公開していく。動画ページには申し込みのリンク以外にも、より一般的なマーケティング動画へのリンクも掲載される。同社はコマース関連の処理とフルフィルメントについて、これまでの提携企業と協力して進めている。

ソーシャルメディアのチャンネルを基盤とするメディアブランドは、これまで特色を出してオーディエンスを集めるのが難しいとして軽んじられがちだった。だが、クラフト・ファクトリーのサブスクリプション・ボックスの成功は、こうした風潮に一石を投じることになるかもしれない。

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最終更新:7/15(月) 7:10
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