ここから本文です

バレー・ネーションズリーグ男子/地元アメリカがブラジルを下し、優勝に王手

7/15(月) 2:01配信

月刊バレーボール&月刊バスケットボール

サタデーナイトフィーバー!! アメリカが激闘を制する

 シカゴ(アメリカ)で行われている『FIVBネーションズリーグ男子大会ファイナルラウンド』は現地7月13日、セミファイナルにてロシアとポーランド、アメリカとブラジルが対戦。それぞれロシア、アメリカが勝利し、決勝へ駒を進めた。

>アメリカ 〇3(25-21, 17-25, 21-25, 25-20, 15-9)2● ブラジル<

 試合前から“ゴールデンマッチ”と称されたセミファイナル第2戦。ともにスターラインナップで臨んだチームどうしの対戦はフルセットにもつれる熱戦に。ブラジルはバラセ・デソウザとイオアンディ・レアルの強力アタッカーが中心となって、代名詞の高速立体コンビバレーを繰り出す。対するアメリカは、セッターのマイカ・クリステンソンが巧みにアタッカーを操り、なかでもエースのマシュー・アンダーソンとキャプテンのテイラー・サンダーが決定的な仕事を果たす。第3セットの途中からは、学生時代をシカゴで過ごしたミドルブロッカーのジェフリー・ジェンドリックがデービッド・スミスに代わり、前衛で存在感を放った。最終第5セットは、5-5の場面からアメリカがサンダーのバックアタックなどで一気に6連続得点。サタデーナイトに駆けつけたファンの『USA!!』コールに後押しされ、勝利を収めた。

 自国開催で初優勝を目指すアメリカ。約2ヵ月間に渡る長い道のり=“ネーションズリーグ・ハイウェイ”はいよいよ終着をむかえる。

サーブで攻め立て勝利。ロシアが連覇に王手!!

>ロシア 〇3(25-19, 24-26, 25-22, 25-21)1● ポーランド<

 経験値の浅いメンバーどうしの対戦となったセミファイナル第1試合は、ロシアが試合開始早々からサーブで攻め立てる。ポイントゲッターのエゴール・クリュカやビクトル・ポレタエフがサービスエースを決め、一気に点差を引き離すと第1セットを先取。対するポーランドはサーブレシーブで崩れる中、エースのバルトシュ・ベドノシュが得点を重ねて第2セットを取り返しはしたが、第3セット以降もロシアのサーブに苦しむ場面が続いた。終わってみれば、ロシアが3-1で勝利。クリュカが両チーム通じて最多5本のサービスエース、ポルタエフが同じく最多24得点をマークした。

 ロシアは今大会、マキシム・ミハイロフやドミトリー・ムセルスキーらビッグネームを温存。それでも初代王者に輝いた2018年大会に続く、決勝進出を果たした。躍動する若手選手たちへ向けて、トーマス・サムエルボ監督は「いまこの瞬間を楽しんでもらいたいですね」と背中を押した。

(現地取材/編集部 坂口功将)

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事