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イタリアよりもレアなクルマばかりが並ぶ、ドイツ技術博物館のクルマたち

7/15(月) 21:13配信

エスクァイア

 ドイツ技術博物館へ一度でも行ったことがある方なら、すぐに屋上にある「ロジーネン・ボンバー(アメリカ軍によるベルリン封鎖の作戦)」のときに活躍し、いまではその作戦の代名詞的な存在となったアメリカ空軍輸送機「ダグラス C-47」のモニュメントを真っ先に頭に浮かべることでしょう。

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 しかしながら、それだけではありません。ドイツ製でないものもありますが、非常に貴重なクルマが数多く展示されていることも有名なのです。

 そこで「Road & Track」編集者が、実際に博物館を訪れて感銘を受けた希少なクルマたちをご紹介しましょう。

FORD OSI 20M TS

 こちらは1976年の「FORD OSI 20M TS」です。108馬力の2.0リッターV6エンジンが搭載されています。

チビルダーOSI(オフィツィーネ・スタンパッジ・インドストリアリ)が製造したものになります。

 この「TS」は、フォルクスワーゲン「カルマンギア タイプ34」の第2世代を考案したセルジオ・サルトレッリによってデザインされました。

OSIは1968年に破産するまでに、約2200台のクルマを製造しています。

OSIクラブによると、現在残っているのはたった220台だそうです。

Colani-GT

 1962年、ベルリン出身の工業デザイナーであるルイジ・コラーニがフォルクスワーゲン「ビートル」をベースに、ファイバーグラス製のロードスターとして考案したものになります。

 組み立て式キットを各1000ドイツマルクで、261セット販売したということです。

多くの購入者は、100馬力の2.0リッターエンジンなど、チューニングされたフォルクスワーゲンのエンジンを選択しました。この写真で分かるように、コラーニの「GT」は壁にかけられるほど軽量だったのです。

 かっこいいバッジですが、“GRADE”とは何かご存知ですか?

 次の写真でサーブの隣に並んでいる、「グレード タイプ2」のものになります。こちらは戦前の2シーターで、フロントに空冷式2気筒2ストロークエンジンがマウントされ、排気量は808ccの14馬力となっています。

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最終更新:7/15(月) 21:13
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