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老後2,000万円問題で老後不安が加速!シングル女性は、老後までに一体いくら貯蓄しておいたら良いの?

7/15(月) 19:01配信

Suits-woman.jp

先月金融庁が出した報告書が世間を賑わせていますね。報告書によると、私たちの老後の生活費は、公的年金だけでは賄えず「2,000万円足りない」とのこと。この騒ぎを受けて、私のところにも多くの相談がきましたが、中でもシングル女性の方たちから「ただでさえ、老後が不安なのに、今回の報道で老後までにいくら貯めておけば良いのかとても不安になりました。実際いくら貯めておいたら良いのでしょうか?」というご相談が相次ぎました。そこで、今回はシングル女性が準備しておきたい老後のお金についてお話します。

そもそも今回の2,000万円の数字の根拠は?

金融庁が出した報告書が世間を賑わせていますが、そもそも今回この「2,000万円」という不足額の根拠となったのは、総務省が出している家計調査報告(2017年)。このデータによると、現在60歳以上の夫婦(夫60歳以上、妻65歳以上)の高齢無職世帯では、1か月の平均収入は年金を中心に約20万9,000円、支出は約26万4,000円。ですから、公的年金だけでは毎月5万5,000円の赤字となります。

最近の統計から日本人の4人に1人は95歳まで生きるとのこと。ですから、年金支給開始年齢である65歳から30年生きると仮定すると、5万5,000円×12か月×30年=約2,000万円足りなくなるというわけです。

そして、この2,000万円という数字は衣食住の基本生活を送る上で必要なお金で、かつ、持ち家を前提としています。おばあちゃんになっても旅行に行ったり、美味しい物を食べたりといったいわゆる「ゆとりある老後」を送るためには、夫婦2人で35万円程度が必要とのこと。公的年金だけでは毎月15万円程度も足りなくなるわけです。つまり、ゆとりある老後を送るためには、5,400万円も足りないということです。

シングルの場合は、いくら必要?

前述の数字は、夫婦2人で老後を暮らす場合のデータですが、では、シングルの場合は、どうなのでしょうか?

総務省 家計調査報告(2017年)によると、現在60歳以上のシングルの高齢無職世帯では、1か月の平均収入は年金を中心に約11万4,000円、支出は約15万5,000円。ですから、毎月4万1,000円の赤字となり、4万1,000円×12ヶ月×30年=約1,470万円足りなくなるというわけです。

こちらのデータも衣食住の基本生活かつ、持ち家を前提としたデータになっていますので、一生賃貸で暮らしたり、ゆとりある老後を送ったりしたい場合には、さらにお金がかかることになります。

また、高齢になると、病気や介護状態になる可能性も高く、医療費、介護費用として1人あたり500万円程度を準備しておきたいところです。医療費、介護費用まで考慮すると、老後の準備資金として「夫婦で最低2,700万円」、「シングルで最低1,800万円」は貯めておきたいところです。

ただし、フリーランスや個人事業主の方は、将来もらえる年金は会社員の方よりも少なく、40年間国民年金に加入した場合で、満額で年額約78万円。月額にすると6万5,000円程度です。最近では、フリーランスになる女性も増えてきたので、フリーランスの年金についても気にしておきたいところですね。

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最終更新:7/15(月) 19:01
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