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「ブランデッドムービーの存在感は、年々高まっている」:ネスレ日本 CMO 石橋昌文氏

7/15(月) 22:10配信

DIGIDAY[日本版]

ブランデッドムービーは、マーケティングの課題解決に貢献し得るか。

アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(以下、SSFF & ASIA)」は6月11日、今年で第4回目となる、ブランデットムービーを対象とした部門「Branded Shorts 2019」の表彰式を開催。今年の応募作品数は開催最多の400本以上に及び、熱量の高まりが感じられた。クリエイティブ面でも、インターナショナルカテゴリーの受賞作品である『22 AGAIN』や、ナショナルカテゴリーの受賞作品『The Party Bus 好きだなんていわない』に見られるように、ユニークなアプローチに挑戦している作品が見られた。

「Branded Shortsをはじめた2016年に比べると、企業からの応募作品も増え、ブランデッドムービーの存在感が年々高まっている」。こう語るのは、同部門のスポンサーを務めるネスレ日本 CMOの石橋昌文氏だ。無料のWeb映画館「ネスレシアター」をオウンドメディア内に設けるなど、いち早くブランデッドムービーに注目し、Branded Shortsの立ち上げにも関わった同氏に、ブランデッドムービーの可能性を聞いた。

――4回目の『Branded Shorts』、どんな変化が?

さまざまな企業がブランデッドショートという手法を通じたコミュニケーションを、拡大されていると感じます。作品数やそこに投資する金額も大きくなっており、Branded Shorts開始時に比べると、かなり認知が広がってきました。

我々自身も、作品を通じてさまざまなチャレンジをしていて、今回公開した「ネスレ ウェルネス アンバサダー」のブランデッドムービー『上田家の食卓』全5話においても、実験的な試みをしています。

――ほう。それはどんなチャレンジでしょう?

サービス訴求を、よりネイティブな形で視聴者に伝えるよう心がけました。これまで我々が手がけてきた作品は、商品訴求のメッセージを冒頭や、途中に入れたりしていました。ですが今回は、そうしたメッセージをはじめて最後の最後に持ってきています。ストーリーの進行を阻害することなく、最後に出てくる1分前後のサービス訴求をシンクロさせることで、違和感なく作品を楽しめるようにしています。

こうしたチャレンジができたのは、ひとえに監督のおかげです。はじめに我々が、「ネスレ ウェルネス アンバサダー」の訴求ポイントを5つお伝えしたところ、それを監督が咀嚼して、ああいう構造を作ってくださったんです。

我々は、監督の表現したいものやオリジナリティを生かして好きなものを作ってもらうことを非常に大事にしています。我々はそこに制作面でサポートをする。その前提のなかで、ブランドのコンセプトを生かしたり、あるいは商品の利用法を正しい形で表現するということをお願いしています。

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最終更新:7/15(月) 22:10
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