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広島「緒方監督」、リーグ3連覇しても“名将”とは呼ばれない本当の理由

7/15(月) 10:00配信

デイリー新潮

「勝ってオールスター休みに入りたかったけどね」

 引き分けを挟んで、20年ぶりの11連敗で前半戦を終えた広島カープの緒方孝市監督の試合後のコメントだ。そのあとに続けたのが、「1回また体、そして気分的にもリフレッシュして、気持ちを切り替えて臨みたい」。この「切り替えて」という言葉、緒方監督の常套句になっている。

 前半戦を38勝43敗3分の4位で終えた広島。首位を快走する巨人とのゲーム差は11ゲームまで広がった。オールスター前には最下位の東京ヤクルトに3連敗の後、応援歌の「お前問題」で揺れていた5位中日にも3連敗を喫してその差は0.5ゲームと、リーグ4連覇どころかクライマックスシリーズ(CS)進出も危うい状況だ。

 中日の応援歌問題は、与田剛監督のコメントから起こったが、広島でも緒方監督の取材対応が密かに問題になっている。地元マスコミ関係者が、あきれたような表情でこう話す。

「マツダスタジアムでの試合後には、勝敗に関わらず監督の囲み会見をすることが通例になっていますが、最近は緒方監督のコメントがあまりにも少ない。特に負けた試合は、だいたい記者の質問を遮るように自分の言いたいことを喋り、あとは質問に関わらず『切り替えてまた明日、頑張る』か『ファンに申し訳ない』。連敗が続くようになってからは『いい采配ができなかった』も多用するようになりましたね」

 今季はこれまでに二度の会見拒否もあった。会見場には監督付広報の松本高明広報だけが姿を見せ、代理でコメントを読み上げることになるが、その要旨は二度とも「切り替えてやるだけ」だった。

 質問する側の記者も、もはや諦めの境地に達している。

「質問はだいたい監督に近いスポーツ紙の記者が行うのですが、最初の質問から2つ、3つと続くことはほとんどありません。監督自ら話を切り上げる形がほとんどで、質問を受け付けない。すぐに帰りたいのか、半身の姿勢で話をすることもあるほどです」(前述の地元マスコミ関係者)

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最終更新:7/15(月) 10:26
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