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トランプより危険な男たち! 米×イラン開戦ムードを喜ぶ悪徳4人衆「Bチーム」の思惑

7/15(月) 6:00配信

週プレNEWS

ホルムズ海峡の緊張の高まりを受け、トランプ米大統領は米軍を1000人増派すると発表した。中東からの米軍撤退を掲げていたはずのトランプを後ろから焚きつける4人の正体とは? 『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが分析する。

■「トランプ大統領はBチームの言いなり」
安倍首相のイラン訪問中、中東ホルムズ海峡付近で日本の海運会社が運航するタンカーなどが攻撃された事件をめぐり、アメリカとイランが激しい舌戦を繰り広げました。その最中に、同海峡周辺の上空で米軍の無人偵察機をイランの革命防衛隊が撃墜。緊張が日に日に高まっています。

タンカー攻撃の犯人はイランだとする米政府に対し、イランのモハンマド・ジャバド・ザリフ外相はそれを全面否定した上で、ツイッターで「#B_team」というハッシュタグを使い、「トランプ米大統領はBチームの言いなりだ」と批判しました。

トランプは誰かの言いなりだといわれることをひどく嫌いますから、この威力は相当なもの。それに、イランの外務大臣がアメリカの大統領に「戦争したがっているのはどこのどいつだ」と言い返すという状況自体、なんとも異様です。

では、「Bチーム」とはいったいなんでしょうか? この言葉は、イランに強硬姿勢を取る4人の「B」――アメリカのジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ザイド皇太子を指す造語で、おそらくザリフ外相が使い始めたものです。

ボルトン米大統領補佐官は、国連を含めた「アメリカの権力を抑止する組織」を毛嫌いする超タカ派。ブッシュ・ジュニア政権時代からイラン主戦論の急先鋒(きゅうせんぽう)で、長年にわたりイランの反政府組織ムジャヒディン=ハルク(MEK)と深い関係にあることも知られています(MEKはかつて米政府にもテロ組織と認定された過激派です)。

現実的な中東和平ではなく、イランの現体制をなんとしても転覆させるという偏ったイデオロギーにとらわれた人物が米安全保障会議(NSC)のトップにいるというのは、やはり異常事態というしかありません。

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最終更新:7/15(月) 6:00
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