ここから本文です

ヤマハ 新型YZF-R1/R1M 2020年モデルの変わった点&国内仕様は来夏

7/16(火) 11:30配信

WEBヤングマシン

電子制御を拡充、新型サスペンションも

突如登場したヤマハの新型YZF-R1およびYZF-R1Mは、来たる2020年施行のユーロ5排出ガス規制に対応するだけでなく、走りを全体に底上げするパフォーマンス向上が図られている。見た目にも特徴的な空力ボディと電子制御の項目追加、そして新型サスペンションの投入など。一方でパフォーマンスにあまり影響のない部分は従来型を踏襲している。

【写真をもっと見る】

ユーロ5対応のエンジンと空力ボディ、そして新型サス

新型YZF-R1/R1MMが前触れなく発表されたのは既報どおり。マイナーチェンジという触れ込みだが、その内容は走行パフォーマンス向上に的を絞ったもので、戦闘力を増してきた外国車勢を迎え撃つ体制は万全のようだ。

エンジンは、新デザインのフィンガーフォロワーロッカーアームやカムロブのプロファイル刷新のほか、吸気レイアウトの更新でスロットルバルブと燃焼室の距離を近づけ、新しいボッシュ製10ホールインジェクターをφ45mmのスロットルボディに設置。……といった細部にわたる変更を受けた結果、2020年から施行されるユーロ5排出ガス規制に対応しながら、200馬力をキープしつつも高回転域のトルクアップを果たしている。

注目したいのは電子制御のアップデートだ。ライドバイワイヤ採用のスロットルは新たにAPSG(アクセルポジションセンサーグリップ)を採用。従来のコーナリングABSに2モードのBC(ブレーキコントロール)が加えられ、さらにエンジンブレーキマネジメント(EBM)も追加することで、もっともタイム差に影響するブレーキングのパフォーマンス向上を果たしている。

【写真解説:YZF-R1/R1Mとも、リヤビューに大きな変化はなく、ブリヂストンの新型タイヤ・バトラックスRS11を履いているのとR1Mのテールカウルがカーボン製となったことが目立つぐらい。フロントビューは、カウルデザインの変更により新世代を感じさせる佇まいとなった。[写真はR1M]】

デザイン変更もパフォーマンスアップを狙ったもので、MotoGPマシン・YZR-M1で得たテクノロジーを反映したボディワークにより、エアロダイナミクス効率の5%以上もの向上と、さらなる人車一体感を強化を図っている。

YZF-R1が採用するサスペンションは前後KYB製。倒立フロントフォークは内部のシム構造をアップデートし、リヤもそれに対応したセッティングへと改められた。

上級バージョンとなるYZF-R1Mは、オーリンズ製の新型倒立フォークを採用したほか、カーボン外装の使用領域をシートカウルにまで拡大。また、燃料タンクカバー前端には個別のシリアルナンバープレートが設置される。欧州では7月25日に予約受付サイトが稼働開始、そしてデリバリーは9月となっている。

さて、気になるのは日本仕様が設定されるのか、それともしないのかだろう。情報筋によれは日本仕様は予定アリで、2020年夏頃に発表されたのち同年秋頃にデリバリー開始となりそうだ。

1/3ページ

最終更新:7/16(火) 12:37
WEBヤングマシン

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ヤングマシン

内外出版社

2019年09月号
7月24日発売

定価880円(税込)

大特集:カテゴリー別 新車走評200車
新製品テスト NinjaH2SXSE+他
好評ヤンマシ写真部 顔面博覧会
別冊付録:ツーリングバッグ大図鑑

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事