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ランボルギーニの「ウラカンEVO」は、人とクルマの“頭脳”がシンクロしたような走行体験をもたらす

7/16(火) 12:13配信

WIRED.jp

ウィロースプリングス・レースウェイは、米西部で最速を競えるサーキットのひとつだ。モハーヴェ砂漠の端に位置し、ロサンジェルスから北へ約2時間のところにある。全長2.5マイル(約4,023m)にわたるサーキットはコーナーが少なく、やや強めのブレーキと積極的な加速が求められる。

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このサーキットで先日、ランボルギーニの新しいスポーツカー「ウラカンEVO(ウラカンEVO)」をちょっとばかり乗り回してきた。公道の走行が合法化されているスポーツカーのなかでは、ウラカンEVOは、おそらく最も先進的なダイナミックコントロールシステムが搭載されたクルマと言えるだろう。

このシステムは、クルマの状態を20ミリ秒ごとに分析し、ドライヴァーが次にとる行動を予測する。そして搭載されたシステムを設定し、さまざまなチャレンジをより適切にこなせるようにしてくれるのだ。

運転技術は「まあまあのアマチュア」といったところなので、システムが運転を制御してくれるのはありがたい。それどころか、このシステムは先を見越して導いてくれる。サーキットではたいていハンドルを細かく切ってコースどりをするが、ウラカンEVOはこの操作をスムーズにしてくれる。このため慌てることが少なくなり、ドライヴがさらに楽しいものになるのだ。

すべての制御を1台のコンピューターに集約

ウラカンEVOはウラカンシリーズの進化モデルで、価格は26万1,000ドル(日本では3,223万円)。最大出力は640馬力で、0~60mph(時速約97km)の加速はわずか2.9秒だ。

クルマの運転支援システムには、トラクションコントロールや横滑り防止装置、アダプティヴステアリングなどが一般的に含まれる。こうしたものそれぞれに、ドライヴァーやほかのシステムから入力される情報に反応するコンピューターが搭載されているのだ。

一方でウラカンEVOは、計測された情報や制御機能のすべてを、中枢機能を担う1台のヴィークル・ダイナミクス・コンピューターに集約させている。これにより、横滑り防止システムに連動したブレーキ、路面の起伏を捉えたサスペンションの反応、タイヤへのトルク配分のような制御を、同期させながら素早く実行できるのだ。

パフォーマンスを誇る近ごろのクルマは、こうした不確定要素をうまく制御する機能を備えている。なかでもウラカンEVOの仕様はとりわけ優れている。ドライヴァーによるステアリングやスロットル、ブレーキの操作の手間を軽減してくれるのだ。

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最終更新:7/16(火) 12:13
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