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航続距離は? 充電施設は? 電気自動車の抱える悩みと現状

7/16(火) 11:40配信

Auto Messe Web

EV購入のカギは充電ステーションの普及

 近年大きな注目を浴びている電気自動車(EV)。購入を検討するユーザーが年々増加する一方、航続距離や充電スポットの設置場所によっては、「通勤や行楽地へは行けないのでは?」といった不安も多い。だが、最近のEVは一充電で約400km前後の走行距離を実現。会社や出先に充電設備が増えれば「遠出も十分に可能」となるのだ。

メルセデス初の電気自動車「EQC」【画像】

ガソリン車以外の購入を検討した人が58%

 EVの選択に、いまなお躊躇する人がいるのは致し方ないことだ。タイムズ24のコインパーキングを運営するパーク24は、折に触れタイムズクラブの会員(2019年4月現在で約760万人)にアンケート調査を行い、今年6月にはEVに関する調査結果を公表した。

 それによると、ガソリンエンジン車以外の購入の検討をしたことがある人は58%に及び、そのうちハイブリッド車(HV)を検討した人が42%となる最上位で、次いでEVが29%で2位、3位には27%でディーゼル車という順番になった。

 また、「どのようになったらEVを買うか」との問いに、70%が「手ごろな価格になったら」と答え、次いで47%は「充電ステーションが増えたら」、3位には「航続距離に不安がなくなったら」が39%で入っている。

 これらにより、充電場所と後続距離が、相変わらず心配の種であることが見えてくる。

充電設備の軒数はガソリンスタンドとほぼ同数

 ところが急速充電器は7700基、普通充電器では2万2500基と整備が進み、充電設備は日本全国で合計3万200基も設置されている(2019年2月末現在 ゼンリン調べ)。これはガソリンスタンドの軒数3万747(2018年3月31日現在 経済産業省発表)にかなり近い数に達しているのだ。

 「そうは言っても、見かけたことがない」と不安に思う人は多い。なぜなら、充電設備はSSほど大掛かりでないためだ。意識していれば、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)、市街地では日産や三菱などの販売ディーラー、道の駅、大手スーパーマーケット、あるいはファミリーマートなどのコンビニエンスストアなどに、充電器は設置され、そこには青地に白の線画でEVを描いた看板が出されているのに気づくはずだ。

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最終更新:7/16(火) 14:19
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