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IPビジネス の注目株として、 ポッドキャスト が急上昇:UCPの目の付け所

7/16(火) 19:11配信

DIGIDAY[日本版]

映画とテレビの世界で、ポッドキャストをもっとも支持しているその会社は、関係をさらに深めたいと考えている。

NBCユニバーサル(NBCUniversal)傘下の制作会社、ユニバーサル・コンテント・プロダクションズ(Universal Content Productions:以下、UCP)は、ポッドキャストの質の高いストーリーと熱心なオーディエンスに可能性を見い出している。ポッドキャストはUCPのテレビやストリーミングのプロジェクトにおいて、いまや知的財産の中心的なソースだ。

UCPはこの2019年夏、同社が制作する動画版「ドクター・デス(Dr. Death)」のキャストを発表する。

「ドクター・デス」はもともとワンダリー(Wondery)が制作した人気ポッドキャストであり、UCPがポッドキャストの動画版の制作予定を発表したプロジェクトはこれで6本目。ジュリア・ロバーツを起用したAmazonのシリーズ「ホームカミング(Homecoming)」と、コニー・ブリットンを起用したブラボ(Bravo)のシリーズ「ブラボ」がゴールデングローブ賞にノミネートされるなど、すでに多くが成功を収めている。ナイト・ベイル・プレゼンツ(Night Vale Presents)で配信されているポッドキャスト「アリス・イズント・デッド(Alice Isn’t Dead)」については、USAネットワーク(USA Network)と共同で制作中だ。

ネタ元になるポッドキャスト

UCPのプレジデントであるドーン・オルムステッド氏は、同社はあわせて「約12」のポッドキャストについて制作の権利を持っており、いずれもこの1年半に取得したものだと語る。同氏によると、UCPの企画チームは13人から構成され、知的財産のソースのトップは依然として書籍だが、ポッドキャストはトップ3に入っている。4年前、UCPの制作予定にポッドキャスト由来のプロジェクトはひとつもなかった。

UCPは、ポッドキャスト企業との協力を深めるなど、音声分野での活動を広げる意向で、場合によっては、ポッドキャストの独自制作も考えている(とはいえ、テレビ外での取り組みをはじめる動きはまだしていない)。

「音声という分野、効果的な知的財産が迅速にできる点、すべてあわせても我々が脚本を作るより安く配信できる点に、とても期待している」と、オルムステッド氏は語る。「うまくやる方法を我々自身が学びたい」

ハリウッドがポッドキャストを熱望するなど、映画やテレビやプレミアムストリーミング動画にできる素材を探している映画会社や制作会社は、奪い合いの状態にある。書籍、ビデオゲーム、さらには雑誌記事まで揃ったこの成長市場は売手市場が何年も続いており、たとえば、ブルームバーグ・ビジネスウィーク(Bloomberg Businessweek)によると、雑誌記事は権利の値段がここ数年で2倍以上になっている。

ポッドキャスト企業はこれを受けて、自社の映画部門を拡充したり、こうした動画化のプロセスで番組を導くプロデューサーの採用を増やしたりと対応してきた。スタッフ・メディア(Stuff Media)は、アイハートメディア(iHeartMedia)による買収以前、同社のポッドキャストのうち25%は映画化やテレビ化の権利が取得されていると主張していた。

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最終更新:7/16(火) 19:11
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